週刊ファミ通で好評連載中の同名作品の単行本第1巻。ゲームの事をほとんど知らない作者が、少しずつ現代のゲーム世界に馴染んでいく姿を描いている。作者はみずしな孝之氏。
近場の古本屋で安かったからゲットしたのだけど、みずしな孝之が初手から弾けすぎで笑える。フルカラーなので得した気にもなる。単に気分の問題だけど。
ある日、ファミ通編集部の石井ひろゆきが、ゲームをネタにしたマンガを描くという企画を持ってくる。しかし、みずしな孝之はゲームに関して素人同然の状況だった……。この時点で止めなかった石井も凄いが、仕事を請けてしまうみずしなも笑える。同じ孝之でも、どこかのヘタレとは違うな。
かくして連載がスタートするのだが、ゲームなんてやってない人なので、用意された本体を又貸ししたり、ソフトをいきなり売り払ったり。ネタだよね? 本当だったら、鬼すぎる。
しかし、周囲の編集やメーカー社員に洗脳され、だんだんゲーマーになって行くのが笑える。DDRに嵌り、ドラムを叩きまくり、トゥーハートまでやらされてしまう。夏の熱気に負けてテレビが爆発するところは笑った。
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