量子コンピュータの実験中の事故で、ネアンデルタールの物理学者ポンターは、クロマニヨンが進化した人類のいる並行宇宙へ転送されてしまった。なんとか無事に故郷の宇宙に戻ったポンターは、女性大使プラットとともにふたたび人類の宇宙へ旅立つ。双方の交流によって、文化や科学などに大いなる貢献がもたらされるはずだった。だが、人類の宇宙では思いもよらぬ罠がポンターたちを待ち受けていた…好評シリーズ第二弾。

ネアンデルタール・パララックスの二冊目。グリクシンの世界と繋がる事の有用性を強く主張するポンターに動かされ、再びゲートを開くネアンデルタール達。平和なネアンデルタール世界と違い、現生人類の世界は不浄である。ネアンデルタールのほうが正解で、人類史は間違いなんじゃないのか(笑)?

前作でメアリを襲った悲劇に関しても進展があり。予想した通りの奴が犯罪者だった。人類の法律ではなかなか裁けないので、ポンターが復讐するのが心地良い。

磁場の逆転というトンデモ的な扱いしかされていないネタを使って、世界分岐の謎と、人類に迫っているかもしれない危機へ。ソウヤーは奇抜設定で、よくこんな展開を思いつくなぁ。人類はどうなるんだ!? 邪悪な種族だから滅びても構わないけどさ。

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