この庭に―黒いミンクの話
2009年5月27日 読書雪のふる小屋にこもる主人公は、ある日、日本人形のような白い顔の少女に出会う。「この庭に」と、彼女が語りだす。「この庭に、ミンクがいる気がしてしようがないの」 不思議な魅力ある、もうひとつの「ミケルの庭」の物語。
何だかよく分からない、夢オチみたいな話だったけど、どうやら「ミケルの庭」というやつの続編らしい。
また読む順番間違えてるじゃないかっ!
話が繋がっていたり、関連したりするシリーズならば、もっと判るように書いておいてくれよ。Orz
で、検索すると「ミケルの庭」なんて本は見当たらない。さらに調べると、「リカさん」の中に含まれていて、読む順番は「リカさん」→「からくりからくさ」→「この庭に」という流れの様である。
主人公が家を借りて、オイルサーディン食いながら酒浸りの日々を過ごしていたところ、不思議な少女が迷い込んできて、ミンクを探していると言うのだが……。最後のほうで主人公の立ち位置がガラリと変わってしまい、よく分からない結末を迎える。なんか、「胡蝶の夢」みたいなオチの物語だった。
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