ふたかた
2009年5月17日 このライトノベルがすごい?学園いちの美少女・瑞希がトラックにはねられ事故死した―。葬式も終わり、クラスメイトたちに日常が戻りつつあったある日、その事件は唐突に起こった。「み、瑞希さんっ…ど、どうして?」なんと死んだはずの瑞希が登校してきたのだ!!そんな彼女の正体は、姉に憑かれた双子の弟・高志(♂)だった!成仏したい姉に女装を強要され、高志の学園ライフは大混乱。「こんな可愛い子が男…?」「可愛いければ性別なんて!」男女ともに大盛り上がりの中、“女装少年”になってしまった高志の運命やいかに―。
学園一の美少女がトラックにはねられ死亡した。話が始まる前から、なんて可哀想な死亡フラグが……。だが、他界したはずの瑞希さんは何事も無かったかのように登校し、教室内の生徒達を驚かせる。しかし、その正体は双子の弟、高志だった。
という訳で、
こんな可愛い子が女の子なはずないじゃない!!
別に女装癖があるという訳ではなく、成仏出来なかった姉が、憑依して身体を乗っ取っているだけなのだが、たった一人の身内を失った精神的ショックで解離性同一性障害になったという事にされてしまい……。
身体の主導権を取り戻した時、姉のセーラー服を着て登校している自分に気づいて驚く高志。なんと言う羞恥プレイ(笑)。だが、この恥ずかしさはこんなものでは終わらない。ノミネートされていたミスコンも、弟の身体を使って出る気満々な姉。水着審査まであるのだから、恐ろしすぎる。
幼なじみが女装趣味になってしまったと信じて疑わない隣のツインテールなツンデレ娘、ミスコン出場予定のお嬢様、様々な思いが交錯する。姉が好きだった謎のイケメン、姉の事故は仕組まれたものではなかったのか、ちょっとミステリー方向へと傾くのかと思いきや、最初から最後まで一貫してこんな可愛い子が女の子なはずないじゃない!! という内容。
なんだ、ミステリー要素はなくて、最後まで女装萌えだけで引っ張るんだね(笑)。姉のターンになっている時に、ツンデレを口説いてキスしてしまうのだけど、一見すると百合、だが片方は男なのでノーマル、しかし男が完璧女装なのでやはりアブノーマルというのが笑える。
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