本日の疑問:過去改変が不可能なら、未来改変も不可能なのではないのか!?
2009年8月11日 エッセイ コメント (2)
視聴率に期待出来るからか、毎年のように放映される「時をかける少女(アニメ版)」だが、おいらも釣られてしまい、また観てしまった(笑)。作中で主人公は何度もタイムリープし、過去を改変してしまう訳だが、果たして過去は変えられるのか。
一般的なスタンスはこうだろう。
過去は変えられないけど、未来は変えられる。
時間軸が常に「現在」の一点のみで、過去も未来も存在しないのなら正解かもしれないが、線で捉えると、おかしな事になる。何故ならば、任意の時点における過去は、より過去からみた場合の未来であり、逆に、未来はより未来から見た場合には過去となるからである。
過去が変えられないのならば、未来も確定していて変えられないという条件でないと、おかしくならないだろうか? 逆に、未来が変えられるのならば、過去も改変可能でないとおかしい。
具体例として、本能寺の変を挙げてみる。誰かが1582年6月2日以前に遡り、信長に光秀の謀反を教えたらどうなるだろう。我々からみたら確定した過去である本能寺の変も、信長から見れば確定していない未来である。
もうひとつ。突然、机の引き出しから青い悪魔が飛び出してきて、のび太君の未来を改変しようとした場合。ジャイ子と結ばれる未来を改変し、無事にしずかちゃんと結婚する事は可能か? のび太にとっては確定していないつもりの未来でも、セワシ君にとってはすでに確定した過去である。(先祖が変わってもバランスを取って産まれて来るとか豪語するセワシ君、遺伝子は一体どうなってるんだ!? というややこしい疑問は、とりあえず置いておくw)
過去改変は可能であるが、技術的に過去へ遡る機械が発明されていない(今後も人類テクノロジーでは発明されない)ので実質的に不可能であるという、ごく妥当な考え方をしてみる。しかし、我々は過去と同じく未来へ行く事も出来ないのだ。
自分が決断して(或いは不本意ながら状況に流されて)掴み取った未来が、自由意志に基くものであって、本人が知らないだけですでに確定していた未来ではないという事を、一体どうやって証明する?
下位次元世界の勇者ロトは、自らの意志により竜王を倒す旅に出る。しかし、実際にはプレイヤーと呼ばれる神に操作される憐れな存在で、彼に自由意志は存在しない。同じように、人類が3次元(4次元時空)より上にいる何者かに操られているだけで、すでに確定しているシナリオの上を歩いている憐れな存在ではないと、どうして言い切れる!?
下位次元生命体である人類では、3次元(4次元時空)までしか認識出来ないが、量子物理学の計算上、隠された次元を含めると世界は10次元(ボソンひもまで計算に入れると26次元!)である。上位次元にいるアザトースさんとかヨグ・ソトースさんとかジュブ・ニグラスさんとかニャルラトホテップさんのためにある、ゲームの駒かもしれないのに……。
さてさて、過去と未来は変えられるものなんですかね? 教えてエロい人! そのうち、量子物理学者が計算して正解に辿り着いちゃうかもしれないけど、過去も未来も変えられません(つまり我々に自由意志は存在しません)なんて事になった日にはもう……(笑)。
一般的なスタンスはこうだろう。
過去は変えられないけど、未来は変えられる。
時間軸が常に「現在」の一点のみで、過去も未来も存在しないのなら正解かもしれないが、線で捉えると、おかしな事になる。何故ならば、任意の時点における過去は、より過去からみた場合の未来であり、逆に、未来はより未来から見た場合には過去となるからである。
過去が変えられないのならば、未来も確定していて変えられないという条件でないと、おかしくならないだろうか? 逆に、未来が変えられるのならば、過去も改変可能でないとおかしい。
具体例として、本能寺の変を挙げてみる。誰かが1582年6月2日以前に遡り、信長に光秀の謀反を教えたらどうなるだろう。我々からみたら確定した過去である本能寺の変も、信長から見れば確定していない未来である。
もうひとつ。突然、机の引き出しから青い悪魔が飛び出してきて、のび太君の未来を改変しようとした場合。ジャイ子と結ばれる未来を改変し、無事にしずかちゃんと結婚する事は可能か? のび太にとっては確定していないつもりの未来でも、セワシ君にとってはすでに確定した過去である。(先祖が変わってもバランスを取って産まれて来るとか豪語するセワシ君、遺伝子は一体どうなってるんだ!? というややこしい疑問は、とりあえず置いておくw)
過去改変は可能であるが、技術的に過去へ遡る機械が発明されていない(今後も人類テクノロジーでは発明されない)ので実質的に不可能であるという、ごく妥当な考え方をしてみる。しかし、我々は過去と同じく未来へ行く事も出来ないのだ。
自分が決断して(或いは不本意ながら状況に流されて)掴み取った未来が、自由意志に基くものであって、本人が知らないだけですでに確定していた未来ではないという事を、一体どうやって証明する?
下位次元世界の勇者ロトは、自らの意志により竜王を倒す旅に出る。しかし、実際にはプレイヤーと呼ばれる神に操作される憐れな存在で、彼に自由意志は存在しない。同じように、人類が3次元(4次元時空)より上にいる何者かに操られているだけで、すでに確定しているシナリオの上を歩いている憐れな存在ではないと、どうして言い切れる!?
下位次元生命体である人類では、3次元(4次元時空)までしか認識出来ないが、量子物理学の計算上、隠された次元を含めると世界は10次元(ボソンひもまで計算に入れると26次元!)である。上位次元にいるアザトースさんとかヨグ・ソトースさんとかジュブ・ニグラスさんとかニャルラトホテップさんのためにある、ゲームの駒かもしれないのに……。
さてさて、過去と未来は変えられるものなんですかね? 教えてエロい人! そのうち、量子物理学者が計算して正解に辿り着いちゃうかもしれないけど、過去も未来も変えられません(つまり我々に自由意志は存在しません)なんて事になった日にはもう……(笑)。
コメント
あくまで、時間の概念は個人の経験の記録でしか無いという意味では、簡単に(まぁ人数の問題は、そのままコストに関わるのでさて置き)上書きできます、勿論、現行の技術と手法で♪
(某、宗教団体でも、兵士の育成の場面でも、実に普通に使われてます。アサシンなんて言葉が横行しているのは。その名残でしょう)
それから、量子物理学は全くの門外漢ですが、そちらを適用すれば、もっとエレガントな手法がとれます。
軸の数だけ、可能性の結果を取れる訳で、その軸の一つとして「時間」を考えるならば、思考実験として、所謂処の知性体は、無限に併存するわけで、認識を何処に合わせるかという問題だけで、自在に(理論上は)好きに場所・時間を選択可能ってのは、SF読みの常識(ま、お約束とも言いますネ)でしょう?
...問題なのは、普通に、どちらも「下方」であり「外道」でしか無いという事でしょうか♪