戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立った。硫黄の臭気が立ち込め、食べ物も飲み水も満足にない過酷な灼熱の島で掘り進められる地下要塞。このトンネルこそが、圧倒的なアメリカの兵力を迎え撃つ栗林の秘策だった。最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族のために一日でも長く島を守り抜け―。「死ぬな」と命じる栗林の指揮のもと、5日で終わると思われた硫黄島の戦いは36日間にも及ぶ歴史的な激戦となる。

なにこの北朝鮮みたいな国は!? ああっ、大日本帝国でしたね。それにしても、この戦争を始めてこうも無残に負けたのは誰の責任? 第三帝国ならヒトラー、ゲーリングあたりの計算違いが大きいが、日本をここまで下手に負けさせたのは、誰が原因なのか? とりあえず、誰か分からないけど無能な人間が、栗林忠道中将でなかった事だけは確かだろう。

大日本帝国:栗林忠道中将、千田貞季少将
アメリカ合衆国:リッチモンド・ターナー中将、ホーランド・スミス中将、ハリー・シュミット少将

戦力
大日本帝国22,786vs110,000アメリカ合衆国

ちょっと! 戦力差がありすぎる。米国には艦砲射撃や航空戦力もついてくるのに対して、日本は連合艦隊壊滅、航空戦力は本土防衛で引き上げ。もはや何も無いに等しい。これでは孔明でも勝てないんじゃないのか? 

サイパンで3万人の守備隊が僅か3日で壊滅した事を考えれば、物凄い頑張りようである。それにしても、ほぼ戦死というのが無茶苦茶である。国家全体が人間使い捨てな黒企業クオリティである。大日本帝国、恐るべし。

大日本帝国 戦死 20,129(軍属82を含む)、捕虜 1,023
アメリカ合衆国 戦死 6,821、戦傷 21,865

作中でも部下使い捨てとか銃殺とか、敵と戦わずに玉砕で犬死にとか出てくるけど、キチガイすぎる。自決したり味方に殺されたら、何の意味も無いじゃないか。上層部の命令は勝手に無視するし。こんなにキチガイが多くては勝てる戦争でも勝てなくなる。ましてや、最初から負け戦では……。

ところで、普通のパン屋とかが徴兵されて激戦地に送られ、地獄を見ているが、上流階級の奴らはちゃんと戦争に行っていたのか? 次回から、戦争法案に対して賛成可決した議員は、男女問わず自身又は身内が最前線に送られるという条項を是非つけて頂きたい。貧乏人ばかり使い捨てにするな!

戦争は駄目だとか、二度としませんと奇麗事を言ってみても、やりたいキチガイが出てきたら始まってしまうものだしね……。今の日本は何百万人もの犠牲の上に、束の間かもしれない平和を謳歌しているが、今この瞬間でも世界の何処かでは常に戦争しているし。地球人はサイヤ人以上に戦闘種族なのだから、人類滅亡まで戦争が無くなる事なんて有り得ないんじゃないのか!?

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