ハイダウェイ

2009年9月9日 読書
ハイダウェイ
雪の山道のドライブ、厳寒の川への転落、夫の溺死。そしてその夫は緊急蘇生プロジェクトの実験台に…。幼い一人息子を失って以来夫妻にとって死は身近なものだったが、死よりずっと怖ろしい暗闇の世界がそこに待っていようとは。日夜をわかたぬ悪夢との闘いの果てに、この世のものならぬ“悪”の隠れ家(ハイダウェイ)での対決が。

あれ? 読んだ筈なのにこれだけ記憶に無いのは何故!? 再読するにもページ数が多いしなぁ。という訳で、検索しつつ、最後のほうだけパラパラ捲るという方向で(笑)。

息子を失った夫婦が、雪山で川に転落し、夫も溺死してしまうという悲劇。なんというか、これはフィクションだけど、不幸って同じところにばかり集まるよね……。緊急蘇生プロジェクトの実験台になった夫は、向こう側から戻されるものの、邪悪な何かと対峙する事になってしまう。

最後のほうだけ読み直すが、どうやら善悪二元論的な、光と闇の戦いに巻き込まれている。天使とか悪魔とか、キリスト教的な展開は、欧米人には違和感無いのかもしれないけど、もっと混沌とした八百万の神がいる国に住む身としては、どうもシックリ来ない。

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