ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし
2009年9月14日 読書石垣島ラー油(石ラー)を知っていますか? 東京の「銀座わしたショップ」では毎月10日が“石ラー入荷日”なのですが、この日は開店前に100人以上の列が店の前にできるのです。そんなラー油を作っているのはペンギン夫婦(本名!)。夫婦が出会って沖縄移住を決めて、ひょんなことから石ラーを作って売ることになって・・・。そんな二人の現在までの道のりをまとめたドキュメンタリーがこの本です。石ラーの場合、「ラー油は餃子にかけるもの」ではないのですよ。辛いだけではない、ハーブから作られるラー油。その簡単レシピや、ウワサの辺銀食堂のメニューも掲載しました。
ペンギンさん(本名!)が石垣島で作っているラー油の話。夫となる暁峰さんとの出会いから、石垣島でラー油を作るまでのお話。最初からラー油作りを目指して移り住んだのではなかったのか。
順風満帆な感じではなく、最初は紙作りに惹かれて石垣島へ。そこで様々な人と出会い、生活費を稼ぎつつ、たまたま作ったラー油が少しずつ評判となって行く。機械化して大量生産せず、手作りにこだわっているので、今となっては入手困難だが、最初は2本しか売れなかったらしい。
もはや本土では100gの通常品すらレアだが、さらに激レアな壷入りがあるらしい。霊感商法の壷は要らないけど、石垣島ラー油入りの壷なら超欲しい!! このラー油といい、波照間の泡波といい、人気が出るとみんなが殺到して買えなくなるのが……。
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