ブランド指向も見栄もなく、本能のままシンプルに生きる「無印」の人々への大讃辞エッセイ。一直線の母ハルエ、タビックスの少女アヤコ、女ガキ大将の著者自身。彼らは一般通念からすれば、“変わり者”かもしれないけれど、その無垢な極端さがおかしくて可愛い。愛すべき人たちなのである。「本の雑誌」出身の期待されるエッセイスト群ようこ、はじめての文庫本。
読了しているけど再確認。無印シリーズの最初? 気取ったり、話を作ったりせず、庶民目線の日常エッセイ。確か、群ようこを読み始めるキッカケとなった一冊だったと思う。残念ながら手元に無いので、中身の再確認は出来ず。
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