とある町の新聞販売所にやって来た、謎の女。女は嬉々として、その一家の“不幸”を抉り出していく。目的は復讐か?否。女は、縁もゆかりもない見ず知らずの人間だったのだ。悪魔的なエネルギーで一家を追いつめる女。真の目的は一体何か?“不幸の理不尽”をブラック&シニカルに描いた、気鋭のパルコ劇場デビュー作!第53回岸田國士戯曲賞受賞。

題名がこんなのだけど、キチガイ電波女が日常生活に乱入して来て、新聞販売店を経営している家族がかき回されまくるという、とっても不幸な感じの戯曲だった。

突然現れた謎の女が愛人を名乗るが、実はただの電波さん。夫の浮気疑惑にも動じない妻は後妻で、可愛い連れ子がいる。この家の息子は血が繋がらない妹のパンツ見せ攻撃くらいしか良い事が無いキモ系で、住み込みバイトをしている女はメンヘル系。

登場人物全員が、いい感じに狂っていてキモい話になっている。一家をかき回す電波は最悪だけど、演じるのは永作博美。永作クオリティなら、電波入っている危ない女でも、許してしまいそうだ(笑)。自分に要素の無いキャラなので、演じるのが大変だったらしい。

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