おくりびと

2009年9月21日 映画
邦画はあまり興味が無いのだけど、他の人に釣られてそのまま観てしまった。チェロ奏者だった男が、オーケストラ解散で職を失い、故郷へ戻る。「旅のお手伝い」という求人広告を見て行った先は、旅行関係ではなかった。

訳も分らないまま雇われてしまい、納棺師になってしまうのだが、死体を扱うので差別が酷い。同級生や妻にまで差別され、汚い物でも見るかのような扱いをされてしまうのだが、差別する方がはるかに汚らしいと思う。死体を触るよりも、献金された万札を触る、国を守る政治力な某巨大政党議員達の手のほうが汚れているぞ!

仕事をしてもしなくても社長が二万円ずつくれているので、金銭面では美味しそうだけど、実際はこんなに貰えないと思う。とりあえず、黒企業よりは高待遇だろうけど。

ヒューマニズム溢れる力作だけど、テーマの違いにより原作者がクレジットを拒否したらしい。死というものの静謐を描き出した素晴らしい内容なのだろうけど、個人的には神も仏も信じないので、さほど感動出来なかった。

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