TAKE FIVE
2009年9月25日 このライトノベルがすごい?都立赤舎高校。昼休み直後の授業中、突如として巨大な黒雲に包まれた。まるで生き物のようにうねり絡まり流れる黒い雲は、赤舎高校を外界から完全に孤立させていた。偶然体育館に集まった五人の生徒―リーダー・国彦、眠り男・傑、予測不能少女・灯奈、地上最強の妹・あきら、妹の腰巾着・陽太―は、この巨大雲の発生源を見つけ破壊するよう教師の九条から依頼を受ける。このまま放置していると時空衝突が起こり、赤舎市は消滅するというのだ。半信半疑ながらも、意を決し、五人は不気味な黒雲の中へと突入するのだった…。
突然、町を襲った黒い雲。何故か都立赤舎高校の上空だけが青空で、校門の外は真っ黒で通れない。雲の中からは、得体の知れない人型が襲ってくるし。最初、キングのホラー小説みたいな感じになるのかと思ったけど、異次元からの侵略ネタか。
それにしても、別の世界まで来て町を消滅させようとする犯罪者も、単なるシスコンのキチガイだし、それを手伝う女は下品な笑いのキモキャラ。そいつらと戦わされる羽目に陥る五人の高校生は、格闘少女とか、電波娘とか、弱虫兄貴とか、協調性無し男とか、ヘタレなリーダーとかで、要するに烏合の衆。
ほぼ誰も役に立たない一般人で、しかも五人には協調性が乏しく、物語から脱線しまくろうとするし、面白くなさすぎる。これは苦痛だった(笑)。面白くなさ過ぎて、読み終えるのに1ヵ月くらいかかったし。
結局、ショボい敵を相手に、ドタバタやっているだけで、脱線しまくりだし、最後まで自力で活躍していない感じ。「桜色BUMP」シリーズは良かったんだけど、これは微妙すぎるよなぁ。絵師も下手だし。
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