TAKE FIVE 2
2009年9月25日 このライトノベルがすごい?黒雲事件から一週間。平穏な学校生活は続かなかった。葛西国彦、東風原灯奈、藤傑、七浦陽太、七浦あきらの赤舎高校五人組に、新たな使命が課せられる。それは―次元を超えてこちらの世界に潜伏している連続殺人犯を捕まえろ。しかし期限は一ヶ月。できなければその存在を抹消すると治安保全機構に脅され、傑を除く四人はやむなく動き出した。一方、傑はアルバイト中に響と名乗る一人の美少女と偶然出会う。会話をするうちに、人懐こい響のことを意識するようになっていたのだが…。『桜色BUMP』の在原竹広が贈る学園アドベンチャー第2弾。
まさかの続編。一作目がグダグダすぎるので、これでも結構まともに読める感じ。しかし、五人が烏合の衆なのは相変わらず。
別次元の存在を知ってしまったため、暗殺されそうになる五人。しかし、異次元から潜入して来ていた教師により、役に立つ事が証明されたら生かしておいてやるという展開に。異次元人って、ほとんどまともな奴がいないけど、キチガイの世界なのか? 謹慎となった教師の代わりにやって来た女教師も、頭おかしいし。
結局、異次元から逃げてきた連続殺人鬼の大男を探さなくてはならなくなるのだが、協調性無し男が自分勝手に行動しすぎてムカついてくる。作者本人は「五指に入る出来栄え」と自画自賛しているけど、そもそもこれが出た時点では、著書は五作しかないじゃないか(笑)。展開も結末もツマラナイし、これはもう続編出なくていいよ。
とりあえず、絵師は前作より上手くなった。
コメント