嫐嬲

2009年10月16日 読書
川の字の形でうわなり、なぶり、ねたみあう、女男女、男女男。みずみずしい奇蹟の氾濫を描いた小説。表題作のほか、「裏切り日記」「溶けた月のためのミロンガ」を収録。

なんだか「男女男男女男女♪ 男女男男女男女♪ 男女男男女女男女男女 女男女男女男男女♪」という某曲を思い浮かべてしまいそうな題名である。

表題作は、嫐嬲というよりも、女女女で姦しい感じなのかと思いきや、その中の一人が性同一障害な男だった。三人で犯罪っぽい悪戯ばかりしているし、この人達はいい歳して何をやってんだか。

「裏切り日記」は、人殺しのキチガイ少年が親の手引きで南米へと逃れ、そこで別の人殺しキチガイ少年と出会う話。キチガイ&キチガイで、二乗倍に不愉快。

最後の「溶けた月のためのミロンガ」は、視点入り乱れて訳が分からない意味不明系。年齢がおかしいのは人外なのか、嘘吐きなのか、頭がおかしいのか? 一身二魂なのか? 何だかよく分らなかったけど、面白くない話だった事だけはガチ。

この作家の小説って、こういう純文学臭が漂う、糞面白くない意味不明系のものばかりなの?

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