殺人、自殺、売買春、私、愛、死刑、戦争…。時代の無意識が提示してくる問いに、現在の具体的状況を生きるひとりとして真っ正面から答える新しい倫理学の試み。

題名だけだと、殺人に対する是非だけに思えるが、自殺、不倫、売買春、死刑制度、戦争責任等、内容は幅広い。感情論に走らず、盲目的な主義主張を念仏のように唱えたりもしない。それぞれに関して、論理的に書かれている。

死刑制度に関しても、宗教として信じている死刑廃止論者の主張など、容易く論破されてしまうであろう内容。それでも動じないからこそ、死刑廃止教の信者になっているのだろうけど。

さすがに、題名になっている殺人に関する部分だけは、明確な解答が示されてはいなかったが。

自分が殺されたくないので貴方も殺さないで下さいねという約束事で社会が安定しているのだから、人を殺したい人間は、戦争に行けば良い。そこは、貴方は私を殺しても良いけど、私も貴方を殺しますねというお約束の世界だから。自分は殺されたくないけど人は殺したいという不意打ちは卑怯だよな。キチガイは、無人島に集めてバトルロワイアルごっこでもさせれば良いと思う。

「なぜ人を殺してはいけないのか」と知識人に問うた馬鹿がかつていたが、そういうやつはバトルロワイアル島へ送ってやれば良いと思う。自分が殺される瞬間に、何で人を殺してはいけないのか理解出来る筈だから。もし、死の瞬間になっても、まだ答えが分らないならば、そもそもそういうキチガイ予備軍は死んでくれたほうが良い。

ひとをころしたって いいじゃない にんげんだもの
こうですか? わかりません。

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