コンピュータはそんなにエライのか(洋泉社新書011)
2009年10月22日 読書情報革命は「大いなる利便」と共に「大いなる危険」を内包している! 長年コンピュータに接してきた著者が、ビジネスから教育まで、多岐にわたる利用分野別にブームの怪しさと危険性を抉り出す。
またしても、洋泉社っぽい、センスの無い題名。そして、題名で分るように、コンピュータに対して否定的な内容が多い。
新技術を否定する者は、大抵の場合において間違ってきたが、この人も例に漏れずか。インターネット・ブームが長続きしないという予測も、今となっては……。
そもそも、新技術は使い手次第だと思うが。馬鹿が使えばハサミだって凶器になる。今まで出来なかった様々な事が可能になったのだから、上手く利用して行くほうが賢いと思うのだけど。逆に、コンピュータの普及によって出来なくなった事なんて、漢字を手書き出来なくなってきた程度しか思い浮かばない。
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