わたしを認めよ!(洋泉社新書018)
2009年10月28日 読書それでもわたしが生きる意味とはなにか?わたしたちが世界のただひとりからも「理解されたり、認められたり、必要とされたり」しないとき、自分が生きている意味を失ってしまう―。古典的承認(家族、性、社会)、現在的承認(金、「セックス」、「自己」)、反承認(「自分」)など承認のかたちの三層を踏まえ、この「承認」への欲望をいかに自分の生に据えなおすことができるかを指し示す。他人の毀誉褒貶に翻弄されない自己承認の道を語る覚悟の書。
人は他人からの承認無しには生きられないという事を、孤独や、家族承認、社会承認など、様々な点から論じるのだが、真面目に考えているのに、なんとなく駄目な中年がブツブツ言っているだけに思えてきて仕方が無いのは何でだろう。
文体というか、書き方がどことなく自分の事を言っているように感じられるからか!? 別に、わたし=作者という訳ではなくて、一般的な物事を論じているのだろうけど。
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