ソドムとゴモラの混浴
2009年12月4日 読書いけないことは、もうどこにもないのだと思った-近親相姦と家族愛のはざまで揺れうごく彼女がたどりついた場所とは…。「微熱狼少女」から3年、再び、衝撃の恋愛物語。「箱舟行き最終列車」を併録。
吉田修一はホモネタが多いけど、仁川高丸は百合ネタが多いな。主人公には、際どいところでフラグが立たないけど。同じ大学の友人が同性に走っている。
性犯罪被害に巻き込まれた女が、その直後に弟にも押し倒されてしまうという、とっても楽しくない内容だった。しかも、数年経ってから、出入りする喫茶店のマスターにも押し倒され、その店で犯人に再会するし。こうまで淡々としたままで日常を過ごせるのが信じられない。
弟相手には、逆に自分から誘ったりするのだが、殺そうとも考えるし、主人公の思考が理解出来なさすぎる。どうせ殺すのなら、弟じゃなくて犯人だろう。犯人は、姉殺しの容疑で勝手に捕まってしまうので、洗濯バサミで挟む程度の復讐しかしないままで終わるのだけど。
父は家に帰らなくなって不在だし、母は変な宗教に入れ込んだ挙句、末期癌で死んでしまうし、弟とは男女関係だし、本当に救いが無い憂鬱な話だった。
そういえば、裁判員制度初の未成年犯罪者を裁く事件も、性犯罪だったか。そういう脳みその代わりにちんこ脳が入っているような馬鹿相手には、実刑だけじゃなくて、ガチホモ刑でも創設すれば良いと思うのだが。シュワちゃんとかマイク・タイソンくらいのムキムキマッチョなホモを連れてきて、自分がやったのと同じ事をアーーーーッってされれば、少しは被害者の気持ちも理解出来ると思う。
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