大人の怪談 (角川oneテーマ21 B122)
2009年12月9日 読書怪談はただ単に人を怖がらせる話ではない。語り手の人生が話の中に反映し、それが聞き手の人生と共鳴したとき、初めて新たな恐怖が生まれるのだ。自他共に認める人生の達人が、大人のための怪談の魅力をレクチャー。
木原浩勝と辛酸なめ子の対談形式になっているのだが、怪談を分析して行ったり、怖い話で盛り上がったりするのではなく、内容がさして無いよう系で終わっているのが微妙。
居酒屋で酒を飲みながら喋っている程度のレベルでしかなく、毒にも薬にもならない。これは、木原浩勝と辛酸なめ子のファン以外は特に読む必要も無いんじゃなかろうか。
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