新潟中越地震、発生。一瞬にして山々は崩れ、地面は裂け、家々が崩れ落ちる。家にいた彩(佐々木麻緒)と優造(宇津井健)は倒壊した家屋の下敷きになり、大ケガを負う。仕事のために山古志を離れていた優一(船越英一郎)と、小学校に行っていた亮太(広田亮平)は危うく難を逃れるが、大きな地震が続き、亡き母の妹である冴子(松本明子)や小学校の担任(小林麻央)たちと避難所で救助を待つしかなかった。
やっぱり、犬猫相手だと巷の評価も甘くなるし、容易く目から汗が出るんだね。とりあえず、セカチューの1万と2000倍は泣けるけど、別にスペシャルな技を披露する犬が出てくる訳でもなく、内容としてはごく普通なんじゃないの? 感動の実話なら、この程度のは腐るほどある訳だし。
題名が「マリと子犬の物語」だから、女の子がマリで、わんこが子犬なのだとばかり思っていたら……。子犬がアッという間に大きくなって、子犬を産んでいるじゃないか。で、母親犬の名前がマリなんだね。
地震で分断された村に、そのまま居残りする程度なら、普通にありそうな話だと思う。世の中には、南極に置き去りにされて生き残ったり、飼い主とはぐれて大陸横断して追いかけたりする犬猫もいるので。
今までで一番驚いたのは、東南アジアの何処かの港で飼い主の船に乗り遅れた犬が、別の船に密航して先回りした話だなぁ。愛犬と分かれて嘆いていた飼い主が日本に入港したところ、先に入国していた犬が港で出迎えたという奇跡の物語(笑)。どうやって、日本行きの船を見分けたのか謎である。
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