現代日本は漫画大国といわれるが、これは今に始まったことではない。江戸時代も同じで、あの『北斎漫画』には四コマ漫画の原点ともいうべき作品がある。以来、今日の「萌え」四コマまで、時代の世相・風俗を記録する四コマ漫画が描かれてきた。「サザエさん」「らき☆すた」など名作・話題作七六点を取り上げ、一九〇年の歴史をたどる。

最初のカラー部分が「サザエさん」で、ページを捲ると、いきなり「らき☆すた」だったから笑った。

江戸時代の「北斎漫画」から現代の「らき☆すた」まで、扱っている範囲が広い。古い時代のものから順番に並んでいるので、四コマ漫画の変遷が分かって面白い。初めはコマが四つに確定しておらず、六コマとかもある。日本では次第に四コマになって行くのだが、世界共通という訳でもないようだ。三コマとかも結構ある。

最初のほうは、やたらと文字が多い。絵そのもので表現するのではなくて、挿絵程度にしかなっていない気がする。数多くの具体例が紹介されているのだが、著作権者から使用許可を取るの大変だっただろうな。

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