若杉公徳の人気漫画を松山ケンイチ主演で映画化。お洒落な渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て上京した心優しき青年・根岸崇一は、なぜかデスメタルバンドのギターボーカル、ヨハネ・クラウザー2世として活動することになり…。

強烈なビジュアルが気になっていたのだが、原作は読んだ事が無い。予備知識皆無で観たので面白かったけど、一部の原作信者に酷評されているので、原作のほうは、もっと凄いの?

ポップ系を目指していたのに、何故かデスメタルでブレイクしてしまった男の悲劇というか喜劇というか……。自分がやりたい事と違う方向に才能が開花してしまうという部分では、少し悲劇なのかもしれないけど、XYZ軸全方向において、全く鳴かず飛ばずの脇役人生を歩む人間が大半なのだから、これはこれで受け入れて高みに昇って行くべきだと思う。

つまり、何もかもが呪われているようなハズレクジ人生と比べたら、贅沢すぎる悩みであって、ちっとも悲劇ではない。むしろ、王道(デスメタルだから魔道とかかもしれないが)人生でウハウハ状態だろう?

中には、美術の道を志したのに才能が無く、何故か独裁者になってしまった男もいるので、妙な方向に才能が開花した場合には、世界的な悲劇になったりする事も、稀にあるけどね(汗)。

コメント

kaj
2010年1月26日9:17

>一部の原作信者
...悪いんですけど、原作コミックスの「絵」は、お世辞にも上手とも味があるとも言えないと思います^_^;
ただねぇ、シットコムな「お話」の悪乗りのスピード感は確かに原作の方が「濃い」です。
できれば...映画版のオープニングムービーのクオリティで見てみたかったかなぁ(笑)

りーすりんぐ
2010年1月27日1:03

要は、下品な感じですか? 旬が過ぎて、立ち読みで中身を確認出来るようになるまで手を出さないでおきます。

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