ナイチンゲールの沈黙
2010年2月2日 読書東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく…。
2作目も借りられた。今まで予約殺到で見かけなかったのだが、ようやく一巡したのだろうか?
眼球に発生する癌や白血病で死にかけの美少女。そして、肝臓をやられて瀕死の歌姫。病院だけに、患者だらけだけど、やるせない。眼球摘出手術を受けなければ助からない少年の親は最低人間だし、殺人事件まで発生してストーリーがごちゃごちゃしすぎ。
白鳥の活躍も少なめだし、超能力ネタがあるから、オカルトかSF扱いされてしまい、純粋なミステリーを期待していた人からブーイングされている。超能力は未来技術じゃなくて、もっと普通の素材で良かったんじゃなかろうか。
奇麗事だけで現場は回らないかもしれないが、自分の権利ばかり主張して、仕事もサボるし、全く役に立っていないDQN医者が一人出てきて、とてつもなくムカツク。人数合わせにすらなっておらず、最後は放出されてしまうが、これは当然だろう。こんなのはいないほうがマシである。医者どころか、社会人としても失格。
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