雨ふる本屋

2010年2月18日 読書
いらっしゃいませ。ここは、あなただけの物語が見つかる本屋さん。こんな雨の日には、ほんとうの自分に出会えるかもしれません―。

買い物帰りのルウ子が、雨に降られ、図書館に入ったところ、いつの間にか妙な場所へ。妹に悪戯するつもりで捕まえたカタツムリが逃げ出し、それを追いかけているうちに、図書館内部なのに迷子になってしまう。

カタツムリを追ううちに、雨が降っている本屋にたどり着く。店主はドードーだし、助手? の舞々子さんも、なんか変。そこは、忘れさられた物語が雨となり降り注ぐ本屋だった。だが、最近は物語が綺麗に仕上がらない。人間しか立ち入れないので、ルウ子が物語の種があるほっぽり森で起きている異変を確かめに行く事に。

店主のドードー鳥が、やたら短気ですぐ怒る。まるで沸点が低すぎる、ゆとり脳のモンスター・ペアレンツみたいだった。書名に惹かれて図書館で予約を入れたものの、受け取ったら童話系統の児童書だった。世俗の腐臭に穢されて、心が荒み切った者が読むには辛い(笑)。最後、夢オチ的な結末で終わらないのは良かった。

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