小腹を満たしに、宇宙の果てのレストランへ行く途中、攻撃された“黄金の心”号。乗っていたアーサーたちは、離ればなれになってしまう。元・銀河大統領ゼイフォードと鬱型ロボットのマーヴィンが、とだりついた星で遭遇したのは!?宇宙を揺るがす迷真理を探る一行の、めちゃくちゃな冒険を描く、大傑作SFコメディ第2弾。

前作からそのまま続いて、ひたすら馬鹿っぽいまま。ヴォゴン人から攻撃されているのに、船のコンピューターは美味しい紅茶の入れ方を調べるのに忙しくて、逃げも隠れも反撃もしてくれなくて死にかけたり、時間を超えて時の終わりでご飯を食べたりと、登場人物がひたすら振り回されて馬鹿な行動をしてしまうのだ。

宇宙の果てのレストランで世界の終わりを見た後は、駐車場? に停めてあった宇宙船を強奪するも、操作方法がわからず、致命的な場所に飛ばされて死にかける。ご都合主義的に何故かそこに設置してあったテレポート装置で逃げるが、今度は妙な移民船の中へ。

それは、役に立たないから姦計によって祖国を追い払われてしまったゴルガフリンチャム人の移民船だった。航路が自動設定されているから、またしても成す術が無いままに、ある惑星へと墜落してしまう。実はそこが200万年前の地球であり、ゴルガフリンチャム人の正体が明らかとなる。彼らが飛来(というか墜落)した事で死に始める原住民は、ネアンデルタール人なのだろう……。

ゴルガフリンチャム人(地球人)に定められた200万年後の運命を知っているアーサーは「銀河ヒッチハイク・ガイド」を川へと投げ捨てるのであった。

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