京都人だけが知っている(洋泉社新書031)
2010年2月8日 読書京都には秘密がある、夜空の星の如く数えきれない秘密が。よそさんが参加できないお花見。本物の京つけものは名店では買えない。おばんざいはケチな食べ物である。京都人は実はパリびいきである…。京都は千二百年の歴史と都人に育まれた高嶺の花、などではない!ここに生まれ育った生粋の京都人である著者が、したたかでいけずであだっぽい、本当の京都を案内する。
その昔、京都に住んでいた頃、閉鎖的な雰囲気に辟易したものである。この本に出会い、この古都の実態を少しだけ垣間見る事が出来た様な気がする。観光で訪れるには最高なのだが、住むにはミヤコではなかった。このジワーッと来る嫌な感覚は、一度住んでみないと実感出来ないかもしれないけど。
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