遠い昔、遥か彼方の銀河で、ギャクサツ集団クリキット軍の侵略により銀河系は全滅の危機に陥った。封印を破って甦った彼らを迎え撃つのは、よりによってアーサー・デントとその一行。果たして宇宙は救えるのか!?大傑作SFコメディ第3弾!銀河大統領の若き日日を描いた本邦初訳「若きゼイフォードの安全第一」収録。

うーむ。先の二作と比べて、なにがなんだかよく分からなくなっているなぁ。単品で考えれば、それほど悪くは無いのだろうけど、期待値が高かっただけに、微妙。

過去世界の地球に置き去りとなったアーサーは、ゼイフォートとともに、突如現れたソファーを追いかけて、現代世界のローズ・クリケット競技場へタイムスリップ。何故か、全銀河の敵みたいになっている異星人と対決する事になるのだけど、ドタバタしすぎで脱線も多いので、いまいち波に乗れない。

当時、アメリカで言葉狩りが流行っていたので、“ファック”という言葉が使えず、アメリカ版だけ“ベルギー”が下品な差別用語という設定になっているのが笑える。日本語版は、ちゃんと本国バージョンで読めますが。誰が最初に“ベルギー”を駄目ワードとしてジョークに取り入れたのかは謎である。

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