聖女伝説

2010年3月14日 読書
「少女」から「美しき死」が奪い去られてしまったら、「少女」はいったい誰になるのか。オフィーリアの系譜に決別する画期的な少女小説の誕生。性と生と聖の少女小説。

なんか、最初から最後まで、中途半端にファンタジーが入ったような話で、意味不明だった。妙な能力を持つ男の力で人形みたいに動かない状態にされた少女が、動けるようになっても普通には戻らず、精霊が勝手に言葉を喋り出すようになる。

しかし、それが本当に憑依して来た何者かによる言葉なのか、多重人格障害的に、自分の中の別の部分が勝手に喋るだけなのか、よく分からない。子供なのに、やたら難解な言葉を喋り始めるので、これが別の何かによるものでなければ、相当、知能指数が高い事になってしまうけど。

そのうち、体の一部を切り取る怪しげなカルトに目をつけられ、追われ始める。何だかよく分からないものから逃げるため、窓の外に飛び出して落下して行く主人公。地面に激突する寸前で宙に浮いて終わるのだが、本当に何が何だかサッパリ分からない物語だった。

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