間取りの手帖

2010年4月7日 読書
引越しの予定がある人もない人も! 世の中にはこんなにスバラシイ部屋が存在するのです。一目でハマるヘンな間取り満載! 多数の間取り図と対談で構成した間取りの手帖。二つ折りカバーを広げると、裏側が間取り図一覧に。

かなり前にゲットしたのだが、メモって無かったので再読。というか、ほとんど図面で読むような場所はほとんど無いので、再読という程でも無いのだけど。おっと! 再読するまで、カバーの仕掛けに気づいてなかった(汗)。

引越ししたり家を購入したりする気が無いのに、何故か借家や販売物件のチラシを見入る傾向がある人なら、きっと大ウケするであろう内容。間取りとか全然興味が無い人だと、やはりどうでも良い感じで終わってしまうかも。

書名通り、様々な間取りが書いてあるのだが、新聞と一緒に入れられる不動産会社のチラシとは違って、変な物件が多すぎる。押入れが何処か異次元に繋がっていたり、出入り口が存在しない隠し部屋があったりするのは、単に図面のミスだろうが、おかしい物件がたくさんあって笑える。

別の階に隔離部屋があったり、お風呂が玄関の外にあったり、お屋敷でもないのに妙に長い通路が延びていたり、玄関が二つあるのに入ったら同じ部屋とか、部屋の周囲が全部ベランダとか、玄関入ったらバルコニーになっていてバルコニーから部屋に入るとか、部屋は6帖なのにベランダが50帖とか。

最高にふざけていると思ったのは、一部屋しか無いのに、中央に台所やトイレや風呂が集中していて、その周囲がドーナツ状の生活空間になっている物件。何で水まわりを隅に寄せないのか? お風呂の湿気や換気はどう処理するのか? デザインした人は気が狂っているとしか思えない。

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