慧矢(けいや)と聖(せい)と麗は血のつながった兄妹だという衝撃の事実がわかりました。麗が慧矢を操れないのは、その血のつながりゆえだったのです。一方、麗は自分の血を浄水場に流し、赤い目の人間を大量に作ろうと考えます。それを阻止しようとしたせれんですが間に合わず、街は赤い目の人間だらけに!大勢の人たちが麗の思う通りになってしまいました。その危険性のため街は封鎖され、出ることも入ることもできません。その中で、麗は赤い目の人間たちに、せれんを殺すように命令しました。赤い目の警察官がせれんに迫り、彼女をかばった慧矢は銃に撃たれて重傷に。ついに絶体絶命となったせれんですが…!?
吸血鬼を操るボスが水道局を使って町全体へアスワング菌の汚染を拡大する。ついに最終対決……、なんだけど盛り上がらない。大ボスが味方の妹(しかも可愛い)ですから。もっと強烈なボスじゃないと。これでは町全体が女子高生の我儘に翻弄されているだけではないか。1巻、光る目→2巻、吸血鬼→3巻、病原体と、全てありがちネタで来ましたが、敵ボスが女子高生ってのはあまり聞かないな。しかも倒してないし。こいつの我儘で人が死んでるんだけど、そんな終わり方で良いのか? なんだか釈然としないまま、夜がおわってしまいました。
コメント