高校2年の秋、男友達の大地に彼女ができて、複雑な気持ちになっていたかずらに、藤枝はまっすぐな想いを向けてくれた。あれから1年―進路に悩みながら、かずらは、友達としてそばにいてくれる藤枝への、想いの変化に戸惑っていた。一方大地は、友人の小嶋がかずらを「好きだ」と言い出したのをきっかけに、かずらを女の子として意識しはじめて…。

2巻目は委員長の話が長すぎて飽きるけど、今回はメインキャラである川本かずらの物語だから長くても良い感じである。

高校三年となり、進路に悩む川本かずら。県内に留まるか、県外に出て行くか、答えを出せずにいるところへ、大地の友人がアタックして来る。いかにもモテキャラで、積極的にアプローチして来る。現実世界だとこういうやつに花が咲いてしまうものなので、ちょっと頼りない藤枝を応援したくなってくる。

結局、小嶋に告白されて、初めて自分の気持ちに気づいてしまったかずらは逃走。小嶋が脈無しでフラれたのはGJであるが、藤枝ともフラグが成立せず、両想い状態でありながら見事なまでのすれ違いっぷりはもどかしすぎる。

三年なので、もう図書委員会だし、攻略出来ずに終わってしまうのだろうか? あと一冊くらいは出る? このままでは藤枝が哀れである。

登場人物で汽車通学をしている人がいて、物凄く違和感があったのだけど、徳島県だと「汽車」なんだね……。21世紀なのに、まだ電車じゃないのか! 知らなかったよ。(念のため言っておくけど、別に馬鹿にしているわけではないので。)ちなみに、徳島県民が「汽車」と呼んでいるだけで、蒸気機関車ではない。実際に走っているのは気動車である。

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