ISBN:4047122866 コミック かなん 角川書店 2001/12 ¥609
マルチ展開するSF大作を、キャラクター原案者自らがコミック化。
辺境艦隊の司令官タクトは、クーデターから逃げ延びたシヴァ皇子を、反クーデター軍の本拠まで護衛することになった。唯一の戦力は紋章機と呼ばれる機体を駆る美しい5人の乙女エンジェル隊。ドタバタ逃避行開始!

原作、ブロッコリー
ほう!
 
 
総監修、水野良
ほうほう!!
 
 
コミック……

え?
なにさ、これ。いたるところ落書きみたいなコマがあるんですけど。バスタードの手抜きほどではないけれども、これはイケテナイ。むぅ、微妙な絵柄なので、キャラが可愛いのかどうかも微妙。

ドッキドキの超スペースオペラ開幕!超兵器を駆り銀河を舞う5人の戦士は、そろいもそろって美女ばかり!!
(裏表紙の説明より)


ほう、そろいもそろって美女ばかりという設定なんだ。この絵ではそう見えないんだけど。それにしても、総監修、水野良って……。この人、結構マニアックだったんだ。
  
ISBN:4048838660 単行本 群 ようこ 角川書店 2004/07/01 ¥1,575
お試しごころを刺激する、快適生活に欠かせないおすすめアイテム! 日用雑貨から食品に調理器具、衣類に化粧品、掃除用品…。試行錯誤の末にようやく見つけた、著者愛用の品々を厳選紹介。

これ、ただの『良品カタログ』なら手に取る事もなかっただろうな。『群ようこの』という部分が非常に重要。やはり名前が売れてるかどうかというのは、物書きにとって大切なんだろうな。 『群ようこ』だからと本を手に取ってしまう人たちがいるんだから。ほら、ここにも一人……。

さすが、いろいろと厳選したモノを使われてますなぁ。
見ているだけで欲しくなる。

右側に商品の説明があり、左には商品のカラー写真があるという構成。
見ているだけでも楽しい。
ISBN:4834000494 単行本 子どもの本研究会 福音館書店 1981/12 ¥1,155
エルマーのお話の完結編。やっと家に帰りついたりゅうを捕えようと、人間どもがやってきます! エルマーは、りゅうの家族を救おうと、りゅうの家にやってきます。心躍る結末です。

エルマーと別れた竜の子供が家に帰ると、家族(竜15匹)が人間に捕まりそうになって、洞穴の中に隠れていた。竜の子供は家族を助けるために、エルマーに救援を求める。エルマー・シリーズの完結編。
ISBN:4834000354 単行本 子どもの本研究会 福音館書店 1964/08 ¥1,155
「エルマーのぼうけん」の続編。ぶじ動物島を脱出したエルマーとりゅうが、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍。一度読みはじめたらやめられない抜群のおもしろさです。

遥か昔に読んだっきりだから、もう内容すら忘れていたけど、1巻と2巻はそのまま繋がってるんだな。どうぶつ島で竜の子供を助けたエルマーは、そのまま竜に乗って家に帰ろうとするんだけど、嵐に遭って墜落してしまう。で、落ちたところはカナリア島だった。

カナリア島にはカナリアが住んでいて、そこの王様は知りたがりの病気で死にそうになっていた。他のカナリア達は王様が何を知りたがっているのか知りたがって……。それをエルマーが解決するお話。
ISBN:4834000133 単行本 わたなべ しげお 福音館書店 1963/07 ¥1,155
物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。

年老いた猫と仲良くなったエルマーが、どうぶつ島に囚われている竜の子供を助けに行く話。久しぶりに読んだけど、これは名作ですな。エルマーを食べようとする動物達との駆け引きが絶妙だ。
ISBN:4140880066 単行本 山崎 慶子 日本放送出版協会 2001/11 ¥714
生きる力をくれたのは、本だった。台北に生まれ、十八歳のとき当地で終戦。学徒出陣の若い兵士たちとの読書会が図書館司書の道を選ばせた。帰らぬ人となった彼らのぶんまで本の世界の素晴らしさを伝えたい…。四人の孫を持つグランマが熱く語る読書指南。

この人、本当に本が好きなんだなぁと思う。
でも、なんだか考え方が少しNHK的?

読書感想文で本嫌いになるのは指導の仕方が悪いからと意見しているけど、書かせる行為自体の問題なのでは?読む事と書く事は全く別の行為だと思うよ。読むだけで書けるようになるなら、おいらだって今頃は芥川賞作家になってるさ。読むのは好きだけど、書くのは嫌いだという人もいっぱいいるしね。

何より、読書感想文の問題点は、その素材にある。あんな優等生的な、クソ面白くもない課題図書ばかり突きつけられて、ハイこれで感想書いてね!なんて強要されたら、むしろ逆効果だ。読みたくない本読まされて、書きたくない文章書かされたら、誰だって読書嫌いになるよ、きっと……。

そういえば、小学校の頃に学級文庫があったけど、借りたら読書感想文を書かないといけないので、ほとんど借り手がいなかった。「読みたいけど感想文書きたくないから借りない」という人がかなりいた。こういう手法は逆効果だよなぁ。
ISBN:4091762077 単行本 藤子・F・不二雄 小学館 2001/01 ¥1,575

最近は図書館にマンガまであるのか、すごいな。
まぁ、藤子不二雄とか手塚治虫ならいいよな。

でもさ、受け付けで
「ハンターハンターないの?」
「ドラゴンクエストは?」

とか、聞きまくってるキモイおっさんがいてさ、そんなの端末使うなりして自分で調べろよ!てか、そんなの自分で買ってくれ!あんた達がくだらないもんリクエストして図書館に購入させるから予算が無くなって、おいらが読みたい専門書とかビジネス書を購入してもらえなくなるんじゃないか!!

頼むからジャンプのマンガは自分で買うなりブック●フで立読みしてください。
 
 
さてさて、気を取り直してこの短編集のお話を。
誰にでもありそうな願望を題材に、時にはピリリと辛く時にはほのぼのとした感じで終わる物語の数々。テレパ椎の実を拾い、他人の考えてる事がわかるようになった男のちょっと寂しい結末。白亜紀に時間旅行に来た家族の子供が人類の祖先とされている爬虫類を電子レンジに入れて放射能を浴びせたから進化が始まり……。天才科学者からもらった倍速時計をもらったノロマ男が何もかも素早くなって、最後のオチは大人向き?

などなど。

一番お気に入りなのは「旅人還る」という話で、亜光速まで加速していく宇宙船に乗り込む宇宙飛行士の物語。

人類が生きた証として、一人の男を宇宙の果てに送り出す。彼は恋人も何もかも捨てて片道旅行となる宇宙の深遠に飛び出していく。やがて地球との交信が不可能となり、銀河の中心を突破して銀河系をも飛び出していく。

さらに数え切れないほどの銀河を通過し、やがて200億光年先にある宇宙の地平線へと辿り着く。だがそこは地球から見た場合に最も遠くに見える宇宙であり、その先にもさらに宇宙は続いていた。(それより先は光が届くよりも早くお互いが離れていくために見る事が出来ない。)男はそこから地球を眺めるのだが、スクリーンに映る地球の姿は200億年前に発せられたものであり、彼が旅に出てから50億年後に赤色巨星と化した太陽に飲み込まれ、すでに太陽系すら存在していない。遥か昔に消滅してしまった地球を眺めながら、男は200億年ぶりに涙を流す。

その後、膨張していた宇宙が収縮に転じ、船の進路が狂い始める。男はコンピューターの任務を解除し、最後のコールドスリープへ入る。そのまま二度と目覚めないハズが、なんと……。

さすが藤子不二雄だよ、この意外な結末に乾杯。
ISBN:4062561468 文庫 加藤 寛一郎 講談社 1996/05 ¥999
大空港は常に危険にさらされている。管制官とパイロットには、どんな些細なミスも許されない。ハイテク、スピード、大混雑―一秒刻みの判断、ハードかつ沈着冷静に飛行機を飛ばす仕事、決断の現場に迫る。危機一髪。そのとき、管制官とパイロットは…どうしたか。初めて明らかにされた大空の安全を担うプロフェッショナルの世界のすべて。

400ページを超える厚さで、こんなん読めるか!
と思いましたが、小説じゃないので速攻読み終えた。

管制官って、もっと楽な仕事かと思っていたら、意外にハードだな。しかも、かなり職人技に近い。どこかの航空評論家が、「日本の管制は公務員(お役所仕事)だから密度が低い。他国の空港は同じ時間でもっと離着陸させている」とか書いてたけど、日本の管制官もちゃんと仕事してるじゃないですか。
ISBN:4334031269 新書 丸島 儀一 光文社 2002/02 ¥714
中国の台頭に悩む日本の製造業にとって、特許戦略は最も関心のあるテーマの1つだろう。本書は、特許に力を入れてきたことで有名なキヤノンで、入社以来40年間、特許一筋に歩んできた元専務の丸島儀一氏が自らの体験をまとめたものだ。1970年代の複写機特許を巡る米ゼロックスとの攻防、92年に特許侵害で米ハネウエルに訴えられた際に、著者が立てた戦略や交渉の過程が具体的に描かれている。

キヤノンが如何にして世界のトップ企業と対決したか。その強さの秘密は卓越した特許戦略にあった。そして、その企業戦略に重要な役割を果たしたのが丸山儀一という男。企業にとって、特許というものが如何に大切であるかがよくわかる。
ISBN:4106100053 新書 磯田 道史 新潮社 2003/04/10 ¥714
東京・九段の靖国神社に立つ「大村益次郎」像の建立に力があったのは、加賀前田家の「猪山成之(しげゆき)」という一介のソロバン侍だった。幕末の天才軍略家と一藩の会計係の間に、どのような接点があったのか。「百姓」から軍略の才一つで新政府の兵部大輔に上りつめた大村と、ソロバン一つで下級武士から150石取りの上士にまで出世した成之の出会いは、いかにも明治維新を象徴する出来事だが、著者は偶然発見した「金沢藩猪山家文書」から、その背景をみごとに読み解いている。

ああもうっ、またしても埋め立て困難なまでに放置状態だ。
少しずつでも埋め立てていくか……。

これは、加賀藩(前田利家のとこね)に仕えた、本当に下級で身分の低い猪山家が律儀に記していた家計簿を題材にした話なんだけど、マメな人たちだねぇ。当事は身分制社会。武士階級の中でも細かく階級(のようなもの)が分かれていて、原則として蛙の子は蛙としてしか生きられない時代だったらしい。本人にどのような能力があるか、何を成したかではなくて、ご先祖様がどんな役割を果たしたかで俸禄すら決まってしまう、そんなどうしようもない世の中。嫌ですねぇ、そんな世界って……。だけど、そんな時代にも例外はあって、算術を使う役職だけは血統主義ではなくて実力の世界。猪山家の人々は算術を駆使して時代を生き抜き、明治維新後は多くの武士が没落していく中、成り上がって行ったのでした。

うーん。やはり数学出来る奴は強いということかね。
ナポレオンが出世できたのだって、数学できたからだし。

数学は苦手です……。
基礎解析?微分?積分?
もう全部忘れたよ。

愛・地球博

2005年9月13日 旅行
あんまり行く気は無かったし、二日酔い状態でヘロヘロなのに連れて行かれた、そんな万博。なんかね、ショボイよ。まずは入場ゲート。テロに備えて?そんなわけないよね。あまりにもいい加減でポーズだけの持ち物検査だったから。テロリストが本気になれば、簡単に危険物持ち込めると思う。私だってソムリエナイフ持ったままなの忘れて通過出来ましたし。あれはきっと、中でペットボトルの売上を伸ばすための策略に相違ない(ペットボトルの持込みは禁止)。

中に入ると、長蛇の列発見。どうやらトヨタ館待ちの列らしいが、2時から配布が始まる予約券待ちらしく、驚き!5時間後の配布を待ってるのか、ウソみたいな世界だな。それひとつ入るだけで終わってしまうぞ。そういう人気のところは諦めて、空いているアジア諸国系のところに……。なんですか、これは!万博で露骨に商売するなよ。ことごとく、単なる怪しげな売店。酷いのになると、「展示物はすべて売り物です」なんて書いてるし。

ドイツ館の前を通りかかると、警備員が客相手に逆切れ中。「入場制限してますから、危ないから並んでも入れませんから!ってか、もう並べませんから!!危ないから並べませんから!!並ばないで下さい!!」はあ?何こいつ?並べないなら整理券用意してから言えよ!しかも、なんだその言い草はっ!!そこらの工事現場から適当に連れて来たおっさんに仕事させてるだろ?ちゃんと従業員教育してから現場に出せっての!!バカか?

さらに驚いたのは、トイレ!!何でもんなにトイレ少ないんだ?女性陣がトイレ行くと言ったから待ちましたが……。トイレすげーよ!一時間経っても帰ってこない!!

入場した場所の待ち時間

1位 トイレ(60分)
2位 ワンダーサーカス電力館(55分)
3位 三菱未来館@earthもしも月がなかったら(50分)
4位 JR東海超電導リニア館(45分)

おめでとう!トイレが1位だ!!
トイレ凄いな、こんなに待ってたら下痢な人はアウトだぞ。
トイレの『カイゼン』は無いんですか???

あとね、オーストラリア館に入ろうとしたら、「モウオワリマシタ、ヘイカンデース」と言われていきなり閉館。まだ4時30分だぞ?何だ、オーストラリア人はやる気無いな。5時で仕事終わりなのか?目の前にいる人達ぐらいは入れるのが普通だろ?オーストラリア、すごーくイメージ悪くなった。

まぁ、なんと言うか、突っ込みどころ満載の万博でした。
   
ISBN:4896917510 新書 渋井 哲也 洋泉社 2003/08 ¥756
インターネットや携帯電話で見知らぬ者同士をつなげる「出会い系サイト」などの匿名メディアがいま急速に広まっている。そこには、人に言えない悩みや「生きづらさ」をかかえ、癒しや救いを求めてアクセスする人がいる。時には、援助交際(児童買春)、殺人事件、ネット心中など怪しげで危険と隣り合わせの世界でもある。なぜ彼らはさまよい、そこに魅入られるのか?若者への直接取材で生の声を伝え、拙速な法の規制がかえってアンダーグラウンド化を促し、危機が深刻化する危険性を警告する。

インターネットが携帯端末にまで拡大したことにより、この時代における社会現象として現われてきたモノのひとつが、コレっ!当初の目的から逸脱し、犯罪の温床となってしまう場合もあり、また、携帯端末からもアクセスできる事もあり、規制自体もなかなか難しい。著者は安易な規制はサイトのアングラ化を招くとして警告もしている。「出会い系」について、その現象面、問題点等、奥深く論評している。

ちなみに、『 「出会い系」時代の恋愛社会学』(KKベストセラーズ ベスト新書) という本も読んだんだが、こっちのほうはブサイクな男が、「俺って出会い系でモテモテでハメハメですげー!!」と自慢話してるだけの駄本なので、参考にしなくてもよろしい。
 
 
 
 
 
えっ!?
出会い系?

やった事ないですよ、メンドクサソウだし……。
ISBN:4896915259 新書 玉木 明 洋泉社 2001/03 ¥714
三面記事を論ぜずしてジャーナリズムは語れない!もともと三面記事は、ジャーナリズムのなかでも、"人が人を裁く"という人間社会の暗部にもっともかかわりの深い分野である。だれもが反対できない「万人に属する善」をタテに断罪するスキャンダル報道、断罪報道はなぜ過激になるのか―ジャーナリズムのルーツとしての犯罪報道に焦点を当て、歴史的経過とともにゴシップ・スキャンダル、ナショナリズム報道をトレースし、"人間のまなざし"をもった新しいジャーナリズムへの道を模索する試み。

今も昔も、どうしようもない事件が起こり、クソくだらない報道がされ、またそれを愚民が楽しむという構図はちっとも変わってはいないと言う事がよくわかる。「今の若者は……」なんて年寄りに文句言われたりはするが、別に今の人間が堕落した訳ではなく、人間がその存在を始めた瞬間から我々は堕落していた訳ですよ。年寄りに意見されるまでもなく、ましてや楽園で蛇にそそのかされるまでもなく……。

あら、本の内容から逸脱してしまいました。
ISBN:4091367534 コミック 新條 まゆ 小学館 2001/05 ¥410

すぐに反応してしまうキーワードがこれ!

「悪魔」

悪魔って書いてたらついつい衝動買いしてしまう確率高し。
しかも、これ少女マンガだぞ、一応……。
もうアホです。

内容は、女子高生がサタンを召喚してしまって、という内容なんですがそれはどうでもいいです。今回ふと思い出したのは、その昔、関わりのあった方から言われた事。

「キミ、神がいるかどうかは知らんが、悪魔はいるぞ!」
その人が言うには、悪魔を見たことがあるらしい。

なんでも、イケナイ薬をやっていたら、目の前に赤い体の巨大な何者かが現われて、その人を指差したそうだ。そいつには、蝙蝠の様な翼があり、角が生え、尻尾もあったそうだ。そして、周囲の人間もその人を指差す異界の存在を見てしまったらしい。危ない薬が見せる集団幻覚だと片づけるのは容易い。だが、もしもそれが本当に存在するのだとしたら……。
ISBN:4896915577 新書 秦 郁彦 洋泉社 2001/08 ¥819
人間的なあまりに人間的な「錯誤」が世界史の運命を変えた! ミッドウェー海戦、インパール作戦、オキナワ地上戦…。冷徹な歴史家の眼と豊富な資料を駆使し、六大決戦の戦略と太平洋戦争の勝敗の岐路を明らかにする。

「終戦記念日」といわれますが、個人的にはあえて「敗戦記念日」と呼んでほしい。それが8月15日。

なんかね、「終戦記念日」だと、
「ああ、なんだか知らないけど戦争終わったね」
「そうだね、なんかわからないけど良かったよね」
って感じで、どことなく他人事みたいじゃありません?

いや、実際、その時代にいなかった人間には他人事なんですけどね。まだ存在すらしていなかったんですから、関わることすら出来なかった訳ですし。よって、戦争責任がどうとか言われても困ってしまいます。

だってさ、いなかったんだよ。
どう責任取るっていうのさ。

だったら、モンゴルの人はワールシュタットの戦いの戦争責任、
イタリア人はポエニ戦争の戦争責任、
キリスト教徒は十字軍遠征の戦争責任、
イスラム教徒はジハードの戦争責任、
あるよね!?

なので、その時代に関わっていない人間に関しては戦争責任はありません。もっとも、大日本帝国という国家の遺産を相続して今の日本が存在するわけですから、少なくとも「戦後処理義務」ならあると思うんだよ。
負の遺産だけでなく、正の遺産も相続している訳ですから。

さて、この日にちなんで読みました。
『なぜ日本は敗れたのか』

この問いに関しては、シャア少佐の名言
「坊やだからさ」
を贈呈したいと思います。

上層部がアホだったから負けたんだよ。
アホが指揮する軍隊が勝てるかっての!!

読めば読むほどに、アホな戦いの連続であった事が露になります。アホのせいで無駄に殺されていった人々は報われません。

この悔しさを忘れないためにも、あえて「敗戦記念日」であるのが良いなあと、個人的には思うのですよ。

それにしても、国家中枢がアホである状態は、今なお全く変わってはいません。きっと、今から戦争が始まっても、また日本は負けるのでしょう。
いやあ、またまた放置状態。
それというのも、某ネットゲームのレベルアップにかまけていたからです。
本当に、韓国人が作ったゲームは恐ろしいです。

なんですか、次のUPまで10億EXPとかって……。
途中で死んだら、4時間分くらいの経験が跡形も無く吹き飛ぶ。
ちなみに、普通にやってて1時間で600万点くらいしか増えないんだよ。
という事は、1レベル上げるのに170時間くらいかかってしまうんだよな。

170時間もあれば、ドラクエなんて隅から隅まで堪能してもクリアできそうです。そんなわけで、ドラクエ?も放置状態。
さぁ、ようやくレベルあがったから、そろそろ再開するよ。
主人公の万次は体内に血仙蟲という寄生虫がいて、損傷した体細胞を復活させる為、不死となっている。これが半端じゃなく、脳細胞が破壊されても再生してしまうという優れもの。そんな万次を雇ったのが、親の仇「逸刀流」を倒す為に生きる少女、凜。

時代設定は江戸時代。劇画タッチで、人斬られまくるし死にまくるし、かなりエグイんだけどストーリーが面白い。
ISBN:4106100045 新書 嵐山 光三郎 新潮社 2003/04/10 ¥714
死の恐怖から逃れるための最大の処方箋だった宗教が力を失った今、「自分の死を平穏に受け入れる」ために必要なものは、「教養」だけである。単なる知識ではない、「死ぬための教養」こそが、「自己の終焉」を納得するための武器となるのだ。五度も死にかけた著者が、宇宙論から闘病記まで四十六冊を厳選!これが、「死」を自己のものとして受け入れる教養である。

帯には
「宗教」なんてもういらない
と書いてますが、別に教養もなくったっていい気がする。

いや、つい最近事件になった、自殺サイト絡みの殺人事件、あの被害者は教養があっても良かったのかね!?練炭なんて苦しまないのに知らないから騙されて口塞がれて苦しんで死んでいるのですから。

まぁ、教養ある人にも馬鹿にも等しく訪れるものだからねぇ。
ISBN:4022579722 単行本 高橋 源一郎 朝日新聞社 2005/01 ¥1,470
著者からのコメント
誰も読んだことのない「恋愛小説」を書こうと思った。もちろん、恋愛の出て来ない小説は珍しい。ならば、「ふつうの恋愛小説」ではなく「究極の恋愛小説」を目指そう。かくして出来上がったのが、この作品集だ。「内容は?」と訊ねられたら、「タイトルの通り」と答えるしかない。思うに、「普通の」人たちこそ、もっとも恋愛に囚われているのではないだろうか。恋愛はこの世で最高の価値がある。と同時にこの世でもっとも恐ろしいものなのだ。

高橋源一郎の頭が良すぎるのか、おいらの頭が悪すぎるのか、この人の作品はよくわからない。一見ふざけた内容なのでエンタなのかなとも思うが、文体は純文系だし。なんだかよくわからない題材で盛り上がるのかと思いきや、突如突き放されたように物語から放り出されて終わりな部分は純文学志向?

とりあえず、意味不明理解不能。
面白いのかつまらないのかすらよくわからない。
ISBN:4894323540 単行本 あかぎ かんこ フェリシモ 2005/05 ¥1,300
動物が人間のように口をきき、ふるまう子どもの本独特の擬人化の手法のものや、本物の生きた動物が出てくる動物文学。どちらのジャンルもミックスして動物ごとに紹介。動物を手がかりに思い出の本をみつける「本の探偵事典」。

「本の探偵」が様々な本(主に絵本と童話)を紹介している。こちらは「動物」をテーマにして区分されている。これを参考に、ここの「ネコ」コーナーも増やしてみようかな……。

他にも「どうぐ」の手がかり編、「ごちそう」の手がかり編などがあるらしい。

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