エイプリルフールだから魔女リカと魔女ルカの魔法を使って非実在妹を作ってみた(とりあえずここでは終了)
やあ (´・ω・`)

ようこそ、バーボンハウスへ。

このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。

仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このキーワードを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない

「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい

そう思って、このキーワードを作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。
「着るだけ」は今日で卒業!もっとかわいい「男の娘」になろう!服の選び方から化粧の方法、写真の写り方まで盛りだくさんの内容を詰め込んだ女装指南書。図案を豊富に用いて、あくまでも女装を初心者向けにわかりやすく解説。基礎から応用まで、どうすればキレイになれるか?どうすれば可愛くなれるか?を徹底的に追求した一冊です。

「オトコの娘のための変身ガイド」よりもバランスは取れていると思う。体構造の違いから始まって、必要物資の入手法やメイク、仕草までいろいろ。守備範囲が広い分、こちらのほうが変身ガイドより良いかもしれない。

化粧とか、ベースとかコンシーラーとかファンデとか、多段構造になっているのか。ものすごく面倒臭そうである。こんな事を毎朝やっているとか、ちょっと女性を見直した。なんで朝の準備や入浴に、異様に時間がかかるのかと思ったら、やる事がいろいろあるんだね(笑)。


とりあえず、ネタの下準備で一読した! でもあまり理解出来ていない。
メイクに必要なもの、やり方は?下着や服のサイズはどう選ぶ?胸ってどうやってつくればいいの?かわいくなりたい、きれになりたい、そんなあなたの疑問に答えます。

なんというか、もっと萌えるほにゃらら系統のような、ただのネタ本だとばかり思っていたら、ものすごく本格的にやる人のための書籍らしく、お遊びというか、ふざけた部分が少しも無かったので弄りにくい。

中身の半分以上がメイク絡みなので、別に女性用メイク本でも良い気はする。とりあえず、表紙の人はオトコの娘じゃなくて女だと思う。胸があるし(笑)。
二十七歳の宇津木明生は、財閥の家系に生まれた大学教授を父に持ち、学究の道に進んだ二人の兄を持つ、人も羨むエリート家系出身である。しかし、彼は胸のうちで、いつもこうつぶやいていた。「俺はきっと生まれそこなったんだ」。サッカー好きの明生は周囲の反対を押し切ってスポーツ用品メーカーに就職し、また二年前に接待のため出かけた池袋のキャバクラで美人のなずなと出会い、これまた周囲の反対を押し切って彼女と結婚した。しかし、なずなは突然明生に対して、「過去につき合っていた真一のことが気になって夜も眠れなくなった」と打ち明ける。真一というのは夫婦でパン屋を経営している二枚目の男だ。「少しだけ時間が欲しい。その間は私のことを忘れて欲しいの」となずなはいう。その後、今度は真一の妻から明生に連絡が入る。彼女が言うには、妻のなずなと真一の関係は結婚後もずっと続いていたのだ、と。真一との間をなずなに対して問いただしたところ、なずなは逆上して遂に家出をしてしまう。失意の明生は一方で、個人的な相談をするうちに、職場の先輩である三十三歳の東海倫子に惹かれていく。彼女は容姿こそお世辞にも美人とはいえないものの、営業テクニックから人間性に至るまで、とにかく信頼できる人物だった。やがて、なずなの身に衝撃的な出来事が起こり、明生は…。

なんか、密林の商品説明が、異様に気合入っている。作者の直筆でメッセージまで入っているし。本人としては、一番完成度が高いと思っているのかもしれない。

ようやく直木賞を受賞しただけあって、やはり完成度としては高いと思う。しかし、二編あるうち、受賞作が不倫、もうひとつが結婚直前で浮気しまくりと、かなり萎える。どちらも女性がロクデナシである。

受賞作は、名家に生まれ、兄達と比較して自分が凡庸な事にコンプレックスを抱き続けた男が、決められた相手ではなく、知り合った美女と結婚する。元々決められていた相手は、自分の兄が好きで、その兄は、さらにひとつ上の兄嫁が好きだという、どうしようもない事になっている。

三男は、ようやく普通の幸せを掴んだのかと思いきや、妻が昔から好きだった相手の下に走りグダグダに。トンデモない女である。むしろ別れたほうがGJ! 性悪嫁には逃げられるし、許婚っぽい相手は事故死するし、兄達はハイソすぎて人間失格だし、再婚した上司も病死。なんだこのBAD ENDは……。

お互いが相手だけ見ていれば単純明快なのに、何で人は別の方ばかり向いているのか。結局、巷に溢れる夫婦やカップルは、その大半が妥協と欺瞞の産物でしかないのだろう。


ほんと、三次元嫁はロクなのがいないや(笑)。

やあ(´・ω・`) ようこそバーボンハウスへ。今のは非リア充すぎて破壊され尽くした何者かの残滓が放った戯言に過ぎないので、GJな三次元嫁をゲット出来た人は華麗にスルーして欲しい。
“ゴットハルトは、わたしという粘膜に炎症を起こさせた”ヨーロッパの中央に横たわる巨大な山塊ゴットハルト。暗く長いトンネルの旅を“聖人のお腹”を通り抜ける陶酔と感じる「わたし」の微妙な身体感覚を詩的メタファーを秘めた文体で描く表題作他二篇。日独両言語で創作する著者は、国・文明・性など既成の領域を軽々と越境、変幻する言葉のマジックが奔放な詩的イメージを紡ぎ出す。

表題作なのに、「ゴットハルト鉄道」が短すぎる。ゴットハルト鉄道に乗った女性の話なのだが、途中で引き返して山岳電車に乗る。雪景色の中を歩くのだが、何事も起こらないまま、面白くなる前に終わってしまった。

ページの大半は「無性卵」という話で、住んでいる家の二階しか使わないという、ちょっとおかしな物書きの女性が主人公。この女性のところに、正体不明の少女が迷い込んできて一緒に暮らし始めるのだが、この娘もどこかおかしくて、意味不明の言動をとる。物語としてはこれが一番普通に読めたが、最後がBAD ENDなのがちょっとなぁ……。

最後の「隅田川の皺男」は、二浪目に突入した男娼みたいな男と、その男を金で買う女の話なのだが、かなり不条理で意味不明系。こういう現実と妄想の境界が曖昧で訳の分からない話はあまり好きじゃない。

ふたくちおとこ

2010年3月28日 読書
ティルは、口と肛門のふたつの口でしゃべった。ドイツの伝説にあらわれた無用で無意味な奇蹟のおとこたち!多和田葉子が誘うマジカル・ミステリー・ツアー。

ティル・オイレンシュピール、ハーメルンの笛吹き男をアレンジした感じの妙な物語になっている。表題作の「ふたこちおとこ」と、「かげおとこ」「ふえふきおとこ」の三篇あるが、世界観は共有しているの?

「ふたくちおとこ」は、口と肛門でウソばかり喋る男が主人公で、本当に口から生まれて来たようなティルのやりたい放題な物語。「かげおとこ」は、日本人留学生と、かげおとこの絡みがいまいち分からないし、BAD ENDだから楽しくなかった。「ふえふきおとこ」は、ハーメルンの笛吹き男なのだけど、「あ」から始まって「ん」で終わるまで、物語が細かく分断されている。

キス

2010年3月27日 読書
「私」は、女相手に体を売る女だ。毎日毎日、靴下を履き替えるように女と寝る。客を手配する「社長」から連絡を受けて、有閑マダムや、金持ち男の愛人をしている。小生意気な娘などが相手だ。「社長」とも寝るが、彼とはキスしない。…『微熱狼少女』で颯爽とデビューした著者による、異性愛文化に対する挑戦的小説。「プラトン・アカデミーの回廊にて」も収録。

表題作よりも「プラトン・アカデミーの回廊にて」のほうが長くて、「キス」のほうがおまけみたいになっている。「プラトン・アカデミーの回廊にて」のほうが良かったのに。「キス」だと、図書館で借りる時、書庫から出してもらうの恥ずかしいじゃない。

「プラトン・アカデミーの回廊にて」は、退廃的なリア充が女をとっかえひっかえしつつ、誘われまくりで適当に食い散らかしつつ、自分になびいてこない教師に執着しながら、女子高生をセフレにしている話で、非常にケシカラン! とりあえず「リア充死ね爆発しろ別の人種なんでしょ? そうに決まってる」。出て来る先生は「微熱狼少女」の人だよね。蹴り入れて来るのが狼少女か?

表題作のほうは、同姓限定の売春婦みたいな事をやっている女性の話で、こちらもケシカラン。が、百合プレイなので、リア充とは違い「爆発しろ」とか言わないでおく。百合はいいよね(笑)。
年下の彼なのにどうして自分のことを「ワシ」っていうの、なんで彼あんなにオカンにびびるのやろ…ナニワパワー全開ばりばりのオール関西弁でおくる面白くて切なくて、とても元気になる恋の本。ひょうたんから倦怠期、運命のマザコン、不倫アラムード…どんな恋愛体験も大丈夫。

恋愛物の短編集なのだが、これは初期作品のような深みと面白さが足りない。それぞれの話が短すぎるだけでなく、会話が多すぎて、下手な女子中学生が書いたペラいネット小説みたいだ。勢いだけで無理やり引っ張った感じの物が多く、しかもオチが非常に面白くない。

どうでも良い人々による、どうでも良い恋愛話ばかりで、登場人物がペラいやつばかり。ホモネタも多すぎる。しかも、出だしからホモオチなのがバレバレなので、さらに萎える。
若者の消費が変化している。若者はなぜ、物を買わなくなっているのか。そこには巷間ささやかれている「低収入」「格差」「非正規雇用の増加」以上に深刻な、彼ら独特の心理=「劣等感」が強く影響している。

フィーリングだけで物を言っている人々と比べると遙かにマシではあるのだが、消費ありきという旧世代視線によるバイアスがかかりすぎている点が不満である。低収入や格差はともかく、この現象を「劣等感」という曖昧なもので論じて良いのか疑問である。若い世代特有の現象で、他の世代には劣等感が無いのか? 戦後世代だって、何もかも灰燼に帰した事による劣等感、バブル崩壊後の世代だって受験地獄で数多くの人間が振るい落とされた事による劣等感があると思うぞ。とりあえず、バブルの波に乗った世代には、劣等感など無いという訳ですねわかります!

200万円以下の人々に嫌消費性向が少ないのは、単に収入が少なすぎて、物を欲しがらないレベルにすら到達出来ないのじゃないのか? 単純にその比率を出すだけでなく、どういう調査で弾き出した数字なのか説明してもらわないと、いまいち納得出来ない。

日本の短い春の時代を謳歌したバブル世代目線で、消費しない若者をネガティブに捉えてもなぁ……。消費しないのも一種の防御行動なのだから、まず貴方達の世代がガッツリと握っている既得権益を放出し、世代間格差や産まれ年による不公平を是正しなさいよ。ワインの当たり年、外れ年じゃあるまいし……。

今の若者は車を買わないと言われるが、不良債権化したバブル世代を容易に切り捨てられないので、日本型雇用制度を守るため、身代わりで非正規雇用となり使い捨てにされている。仮に正規雇用されたとしても、成果主義で右上がりは期待出来ない。国家ぐるみの巨大なネズミ講である年金制度は崩壊寸前だし、国の借金が増えたなら「消費税あげればいいじゃない」と馬鹿な政治家が短絡的に発言するような現状、未来に期待など出来ない。この局面で金も無いのに車を買うようなやつは、やはり馬鹿扱いされても仕方がないだろう。

こんな世の中では、むしろ負担になるような不必要な物は買わないという選択肢が正常であって、バブルの大波に乗って人生を謳歌した世代に嫌消費行動をネガティブに見られてもなぁ……。若者に消費して欲しいのなら、まずは世代間格差の是正とセーフティネットの完備、そして敗者復活戦型社会の構築が不可欠だろう。

アプローチ自体は興味深いのだが、バブル世代視点によるバイアスがかかりまくっているのが残念。これでは、高度成長期やバブルの大波に乗って人生ウハウハだった事がある中高年のおっさんにはウケても、日本の不味い部分ばかり押し付けられている若者は「ああそうですか。おじさん達は良い思いばかりして凄いですね羨ましいですリア充死ね爆発しろ!」としか思わないんじゃないの? もっと客観的に論じれば良書になったのに。
ロシア皇帝の末娘に生まれ、めぐまれた生活を無邪気に楽しんでいたアナスタシア。しかし、彼女の国は、日露戦争に敗れ、第1次世界大戦によって国力を失い、1917年、ついに革命を起こします。家族とともにシベリアに追放され、処刑されたとき、彼女は17歳になったばかりでした。写真を趣味にしていたアナスタシアは、この激動の時代の一家の生活を、自分ではそうとは気づかず、記録写真にして残しました。ときには白黒の写真に色をつけ、アルバムの台紙に花の絵を描くこともありました。ここにはじめて公開される写真と絵は、このようにしてつくられた彼女のアルバムの一部です。彼女の手紙や、身近にいた人びとの回想も収録してあります。それらはおのずから1つの物語になり、あらゆる年齢の読者をひきつけずにはいないでしょう。

悲劇の皇女として名高いアナスタシアに関する児童書。歴史的経緯は有名なので本書に拠らずとも理解出来るが、秀逸なのは写真の多さ。これほど数多く、ロマノフ朝関係者の写真が残されているとは知らなかった。児童向け大型本として出されているけれども、このクオリティの高さは大人が読んでも価値がある。

価値がありすぎるのか、アナスタシア萌えで高騰しているのか、密林だと物凄いボッタクリ価格になっているのが難点だけど……。

公的には、生き延びたとされるアナスタシアは偽者だと結論づけられているのか。しかし、アナスタシアの遺体は未だに見つかっていない。真相は何処にあるのだろう。

 

2010年3月24日 アニメ

 

2010年3月24日 アニメ

 

2010年3月23日 アニメ

 

2010年3月23日 アニメ

 

2010年3月23日 アニメ

 

2010年3月23日 アニメ

 

2010年3月23日 アニメ

 

2010年3月23日 アニメ

太陽の庭

2010年3月22日 読書
一般人にはその存在を決して知られることなく、政財界からは「神」と崇め奉られている、永代院。屋敷内では、跡目と寵愛を巡る争いが絶えず、子供たちは常に死と隣り合わせの生を生きている。愛と自由を知らない「神の子供たち」が「最後の日」に見るのは、神の祝福か、それとも警鐘か―。『花宵道中』の宮木あや子が描く、現代の“宮中小説”。

本当に“現代の宮中小説”であった。一般人に知られず、日本を支配する裏の権力構造。その頂点に君臨する永代院内部における闘争劇。秘密結社程度なら有り得ても、ここまでトンデモ設定だと嘘臭い。しかし、六大企業集団みたいなのは現に存在しているのだから、そのさらに裏側に、こういう闇の権力構造があっても面白いよね!? まあ、実際あったとしたら、庶民としては非常に面白くないので、この物語の結末の如く、暴動でも起こりそうだが。

「雨の塔」と同じ世界設定なのだが、もう内容を忘れてしまっているので、登場人物がどう繋がっているのはよく分からなかった(汗)。二作も出してくるところを見ると、かなり気に入っているんだろうなぁ。三作目も出たりする?

野良女

2010年3月22日 読書
幸せになるまで死ねません!恋も仕事も夢見る少女じゃいられないアラサー女子の、心の叫びがこだまする!笑って泣いて仲間と飲んで、明日もがんばる痛快作。

アラサー女子による連作短編として繋がっていて、それぞれの物語で密接に絡んでくるのだが、主人公は次々と変わって行く。今風な女性の女人生崖っぷちな感じのギリギリ感が面白い。

一人だけ、やや恵まれてない感じの人もいるのだが、ほとんどの主人公が好き放題に生き、妥協もせず好き勝手ばかり言いつつ人生に焦っているので、ちっとも共感は出来ないのだが、他人事な人生として読む限りでは面白かった。

それにしても、私から見れば登場人物全員が1万と2000倍はリア充すぎるのに、一体何が不服なのか。ちょっとは妥協しやがれです! と言いたい。

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