先輩とぼく 2
ISBN:4840226997 文庫 沖田 雅 メディアワークス 2004/06 ¥557
いきなり現れたトンデモ台風少女。その名も嵐ちゃん!彼女はぼくの幼馴染みで妹みたいなもんで、それで先輩に敵意を燃やしてて…ってどうしてそんなことに!?「うるさいうるさい~何が愛し合う二人よ!ムキー。はじめにーちゃんはアタシのもんなんだからね!」「くっこれはとんでもない強敵だ」絶対楽しんでる先輩。また人間関係がややこしくなりそうな予感の新学期。もうぼくは疲れました…。はじめのじいちゃんも来襲し、四天王も大活躍するかもしれない、ハイテンション脱力ラブコメディ、第2弾。

先輩とぼく第二弾! 幼馴染来た〜!! 嵐のような嵐(ラン)ちゃん、まさしく名は体を表す。この新キャラに翻弄されるぼく、新キャラで遊ぶ先輩。桜の花見では幽霊が出るし、不良軍団のリベンジでは、悪の女幹部としてお約束の高笑い、嵐ちゃんの通報で最強のお爺さんまで襲来するし、先輩のお遊びで毎日が地雷原なぼくの日々。女になってしまったぼくに当惑するも、意を決してお姉さまと妹なマリア様が見てる的関係を構築しようとする嵐ちゃん。前作と変わらずハチャメチャです。
 
 
 
このラノベは、入れ替わり&幼馴染&お姉さまと妹なジェットストリームアタック!
★★★
ISBN:4840229090 文庫 片瀬 優 メディアワークス 2005/01 ¥536
鎌倉時代、京の都。一体の魔性が発生した。全裸で突如現れたその少女は、人々から鬼と恐れられている男・魎月に拾われるが―。魔性として発生したその瞬間から「上弦」という名を得るまでの壮絶な日々を綴った短編『双月』。幽霊少女・舞が亮史のために愛情手料理を作る顛末を描いたドタバタコメディ『ラディカル・クッキング』。純粋無垢な少女に囚われてしまった使い魔猫ツキの不運な一日を描いた『ブラック・マンデー』。番外編小説三編に加え、片瀬優描くコミック三編も収録した『吸血鬼のおしごと』スペシャル文庫。

外伝とコミックが融合した別冊。あの後味悪い結末を知った後では、何を読んでも不快感は拭えないけど、これはこれで別腹として楽しんだら良いと思う。本編よりも、これのほうが良いんじゃないのか!?

魎月(月島)と上弦の出会いも明らかになる。吸血鬼は誰かから産まれて来るのではなくて、自然発生するのか。水の上を越えられないという設定なのに、どうやって日本に来たのが疑問だったが、これで納得。生まれたての小さい上弦が可愛い。が、やはり邪悪な吸血鬼らしく、平安の夜を暗躍する猿の魔性を、魎月の命令により惨殺。生まれたばかりなのに強い。

他は、料理の下手な舞が地獄の料理を月島に振舞う話や、ツキ(黒猫の使い魔)が人間に監禁されてしまい去勢されそうになる話など、コメディ路線が多い。コメディか、戦闘か、統一すれば良かったのにな……。両方やろうとするから、本編は駄目なままで終わってしまった。
 
 
 
このラノベは、本編より心地良いが、あの結末の後ではどう転んでも焼け石に水か……。
★★★
DVD ポニーキャニオン 2005/03/02 ¥2,625
小児精神科医マルコム・クロウは、診ていた患者から撃たれてリハビリ生活を送ることに。そして復帰した彼が最初に診ることになった患者は、8歳のコール少年。彼には「第6感」、つまり死者を見る能力があった。

TVでやっていたから、思わず観てしまった。なんか最近、ブルース・ウィリス出演作の再放送多いな。ダイハード最新作を売るための深遠な戦略でも展開されているのか?

幽霊ネタでありながら、さほど怖くは無い。怖がらせるのではなく、むしろ泣かせる意図で創られたのではなかろうか。それにしても、あの超ド級駄作「サイン」と同じ監督が仕上げた作品だというのが驚きだ。なんでこんなに当たりハズレが大きいんだ、この監督は……。

少年に秘められた秘密。彼には第六感(シックスセンス)が備わっていた。生者と同じように死者が見えてしまうという能力。本当にこんな能力があったら、日常生活出来ないだろうな。冒頭で自殺した人みたいに、頭がおかしくなってしまうに違いない。この作品を神作品へと導いたのは、間違いなく天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメントの演技。それにしても、彼といいマーコレー・カルキンといい、天才子役は大成しないね。

この作品最大の醍醐味は、最後に明かされるサプライズ。残念な事に、このサプライズは一生に一度しか体験出来ないのである。見終えるまでに判ってしまい得意になっている人達、ご愁傷様。貴方達はこの映画の一番美味しい部分を味わえなかったという事ですから、むしろ可哀想な人達です。
 
先輩とぼく
ISBN:4840226121 文庫 沖田 雅 メディアワークス 2004/02 ¥578
12月24日、聖なる夜。にもかかわらず、先輩とぼくは寒空のもとUFOウォッチングに励んでいました。先輩は凰林高校一番の変人で、一番の美少女で、そして一番のぼくの好きな人なわけで。だから、ぼくはとっても幸せでした。そう、そのとき!いきなり宇宙人に誘拐されてしまったぼく達だったのです!いい加減な宇宙人に解剖されたぼく達は脳みそが入れ替わってしまい、もう大変。かくして「先輩がぼくでぼくが先輩で」が成立してしまったのです…。そんなこんなで始まった、シュールでなんでもありのぼくの新しいスクールライフ。どうなっちゃうの。

少しどころか、とてつもなく変わり者である美少女な先輩と、先輩の事が大好きなぼく。二人はUFOウォッチングに出かけるのだが、宇宙人に捕獲されてしまい、気づけばそれぞれの身体が……。宇宙人が地球人の生態を研究するために、中身をいろいろと調べるのだが、ヤクルトを飲んで酔っ払ってしまったから、元に戻す時に間違えて脳味噌を逆に入れてしまったという男女入れ替わり物。入れ替わり自体はありがちだけど、その手段が結構好きかもしれない。ある日起きたらそうなっていたとか、ぶつかって転倒したら入れ替わったとかは、ご都合主義かつ有り得ないパターンだけど、脳味噌入れ替えて身体が変わってしまういうのはイケそうだろう。心臓とか肝臓も移植出来るのだから、脳細胞も移植可能なはずだ。人類の医療技術では不可能だけど、それは宇宙人だから出来たという設定で華麗に解決する(笑)。

入れ替わってしまったけど、むしろ男になってしまったのを楽しむ先輩。変な人だから。先輩が大好きだったけど、自分の見た目が先輩になってしまって、戸惑う元少年。外見が変わってしまっても中身は相変わらずの先輩は、何故か正義の味方ごっこを始め、ぼくにもピンクとして強制参加させつつ、町の不良と戦うのであった。正義の味方に飽きると、今度は悪の首領となり、ぼくはトゲトゲで露出の高い悪の女幹部にさせられてしまったり……。女になってしまった挙句、先輩のお遊びに翻弄され続けるぼくと先輩のハチャメチャな日々。

デビュー作だから、文章が微妙だけど、入れ替わりだけでお腹一杯です。ギャクだけではなくて、自らの存亡を賭けて宇宙人とのシリアスな交渉もあるし。何を交渉したかは内緒。
 
 
 
このラノベは、ヤクルトで酔っ払った宇宙人が……。
★★★★
ISBN:4591007812 単行本 那須 正幹 ポプラ社 1979/01 ¥1,050
花山第二小学校のズッコケ三人組、モーちゃん、ハカセ、ハチベエの三人は、とある殺人事件にまきこまれたが……。

ズッコケ二作目。今回は、全部通してひとつのお話。三人組が広場で野球をしていて、打ったボールが金持ちの家に飛び込んでしまうのだ。直後、ガラスが割れる音がするのだが、ヤバイと思いつつ向かった先では、殺人事件が待ち構えていた! ボールを拾いに庭に入った三人は、家の人に取り押さえられてしまうのだが、なんだか会話がかみ合わない。なんと、殺人犯人だと思われて捕まっていたのである。三人は、ズッコケな推理で真犯人を探し始めるのだが……。
ISBN:408614459X 文庫 今野 緒雪 集英社 1998/04 ¥480

「お待ちなさい」

「あの……。私にご用でしょうか」

「呼び止めたのは私で、その相手はあなた。間違いなくってよ」
 
 
今更ですが、手を出してしまいました。コバルト文庫というのがネックになっていて、今まで読めなかったのだ。普通のラノベはさほど抵抗無いのだが、さすがにコバルトは……。ハズレが非常に多そうな気がするレーベルですが、おそらくこれだけは別格。

上級生と下級生で結ばれるスールという独特のシステムが、なんだか怪しげで百合っぽくていいよ。男同士は見るに耐えないけど、女同士はキレイでいいね。ある日、曲がったタイを紅薔薇のつぼみこと、小笠原祥子様に直されたことがキッカケで、お姉さまと妹関係に陥るゆみたん……。

男子校から王子役を招いて開催される劇の役柄をめぐり、嫌がる小笠原祥子に巻き込まれる祐巳。ロザリオを受け取る受け取らないの攻防戦に発展!? 話としては大した事はかかれていないのだが、登場人物が女の子だから良い感じだ。全く同じ展開で、もしこれが男子校を舞台にした兄貴と弟な話だったら、相当気色悪いと思う。読んだら吐くかもしれない(笑)。

主人公となる祐巳は普通の少女という設定なのだが、イラストを見る限りでは可愛いと思うぞ。まあ、今後の展開を考えると、十人並みで凡庸な少女が薔薇様まであがってしまったりしたら都合が悪いからな。それにしても、百合なのに薔薇というのは如何に!?
 
 
 
このラノベは、薔薇様と妹な話なのに百合っぽい。
★★★★★
ISBN:4757712855 文庫 伊東 京一 エンターブレイン 2003/01 ¥672
新シリーズ「黒闇天女にご用心」の第1巻。彼女の名は、黒神宮美。現役女子高生の16歳…だが、それは世を忍ぶ仮の姿、実は高天原から墜とされた貧乏神。いつか高天原へ帰るために徳点を稼ごうと、世間をにぎわす怪事件に挑むのだが…。ハートフルコメディー。

貧乏な女子高生というのは意外にいそうだけど、貧乏神な女子高生はちょっと見当たらないな。悪さしすぎて高天原から追い落とされ、人間の姿となってしまった黒闇天女(貧乏神)が、徳を積むべく活躍するも徒労に終わる話。

作者は続けたかったみたいだけど、これ単発で終わってますな。貧乏神な赤髪不良娘っぽい主人公はともかく、他のキャラが上手く生かされていない。せっかく、弁財天や天邪鬼も出てくるのに、いてもいなくてもいい感じで、あんまり活躍しない。天邪鬼に至っては、無理やり出てきて邪魔しているだけにしか思えない。もう一捻りあれば、どうにかなったかもしれないのに、惜しい。
 
 
 
このラノベは、貧乏神な女子高生。
★★
忘レナ草―Forget‐me‐Not
たいした理由もなくチンピラとケンカをした正広は、担ぎ込まれた病院の屋上で「死神」と名乗る少女と出会う。彼女は正広の寿命が尽きかけていること、そして生き延びるためには他人の生をセックスによって吸い取らなければならないことを告げる。病院には幼なじみの香澄、妹のようなこより、引っ込み思案な沙耶という少女がいる。自分の命を長らえるために彼女たちから生を吸い取ることにした正広。そんな彼に昔と同じように接してくる香澄は…。

はい、これも検索かからず。画像無いから直接書き込みでいいけど。

まあ、中身よりもいとうのいぢな表紙に釣られた訳ですが……。微妙だな、ラノベとしてもエロ小説としても。なんだか色々な意味で凄く中途半端で、これでは表紙以上の価値が無いな。原作ソフトがあるもののノベライズは、どれでもこんな感じになってしまうのだろうけど。寿命が無くなりそうだから、誰かとHしてパワーを吸収しないと死んでしまうという訳判らないご都合主義設定。なんかインキュバスみたいな設定だな。
 
 
 
このラノベは、いとうのいぢな表紙が全てです。
★★

ISBN:459109474X 単行本 真田 コジマ ポプラ社 2006/10 ¥1,260
イケメン彼氏に振り回されるショップ店員、5年前に別れた彼女との再会に戸惑うサラリーマン、愛する夫に浮気をさせようと仕組んでしまうイラストレーター。それぞれのカップルが相手との関係を見つめなおしていく2日間を描くアンサンブルストーリー。何の接点もない3組の男女が、孤独を抱えた一人の少女の行動に心動かされ、自らの関係に答えを見出していく…。第1回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作。

第1回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作。つまり「削除ボーイズ0326」に負けたという事になる。最も多くの選考委員が評価した作品とかチャッチついているのに大賞が取れなかった敗因は、やはり大人向け作品を書いてしまったという点につきるだろう。別に、これよりも削除ボーイズが優れていたとは露ほども思わない。要は、ポプラ社が求める作品が大人も読める子供小説だったのに、大人小説を書いてしまったから勝てなかったのだ。

題名にあるアンクレット・タワーは、アンクレットを買ってもらえなかったから塔に登って死のうとする少女から来ているのだが、塔も少女も主役ではない。少女も登場人物の一人にすぎず、少女が登る塔の様子をテレビで観るショップ店員とイケメン彼氏、彼女と別れたサラリーマン、その元彼女、夫に浮気を促すイラストレーター等、三組の男女とその他の人間で構成される。ちょっと登場人物が多すぎて纏まりが無いのが難点。それぞれに接点はなく、アンクレット・タワーを中継してしか繋がってはいない。これが、どこかで全てが繋がっていたら神作品だったかもしれない。

「大人も読める児童文学」という縛りが無ければ、私も文句無くこれを推す。まだ不足している部分はあるけれども、文藝賞よりは遥かに出来が良い。せめて、文藝賞でもこのレベルが出てくるようになれば良いのだが。

糞人間がたくさん出てくるので、今まで散々な目に遭わされてきた私としては、ちょっと辟易する部分もあった。中身スカスカのイケメンと、それをアクセサリーみたいにする馬鹿女と、そのイケメンを寝取ろうとする糞女と、アンクレット少女の蛆虫みたいな父親と、蠅みたいな祖母と、便所虫みたいな母親と、ゴキブリ級のサラリーマン上司……。最後には多少なりとも救いがあるから我慢出来るけど、もっと気分爽快になれる作品のほうが好きだな。
ISBN:4092903243 単行本 橋本 恵 小学館 2007/01/27 ¥1,575
世界的な人気作家となったダレン・シャン氏の新シリーズも、第4巻を迎え、今まで謎だったことが一つ一つ解明されていきます。4巻の舞台は、なんと千六百年も昔のアイルランド。そう、著者ダレン氏のふる里であり、ご両親が住んでいる国なのです。ケルト人という人たちが作ってきた国で、不思議な伝説や神話がまだ生きているのです。こういう風土で育ってきた著者ならではのストーリーが、この4巻で展開され、スリルとサスペンスにあふれたファンタジー世界が広がっていきます。悪魔や魔将ロード・ロスと戦っていく主人公の少女ベック。シリーズの3人の主人公のうちの1人は、自分のルーツを探す旅に出かけるのですが……。

4幕は今までと違って、かなり異世界風ファンタジー。というのも、大昔のアイルランドが舞台で、夜な夜な襲ってくる悪魔との戦いで島が全滅しかけているという状況だからだ。現代ではない古代アイルランドで第三の主人公が登場する。今回は女の子だ。母親が息絶える寸前に村の外で産み落とした正体不明の少女は、プリステスとして育てられて魔術を使うようになる。

ある日、頭がおかしい少年が村の外から迷い込んできた事がきっかけで、少年を使いにやった村を救おうと、選ばれた戦士達が旅に出る。向かった先には魔術を使うドルイドがいて、魔界デモナータと繋がった穴を塞がなければ世界が滅びると知らされる。今回も容赦無い展開だ。なにしろ、旅に出た者のほとんどが……。
ISBN:4092903235 単行本 橋本 恵 小学館 2006/08/10 ¥1,575
悪魔に心を売ってしまった人間たちが計画する巨大な映画のロケのための街。そこには大虐殺という意味をもつ「スローター」という街だった。次々と悪魔のえじきになる俳優やスタッフたち。主人公は知恵と勇気をもって魔術で立ちむかっていく。ハラハラドキドキでスピーディなファンタジー。

4幕を読んでふと気づいた。3幕のコメントし忘れているじゃないか……。この巻で1幕と2幕の主人公が繋がる。主人公は全部で三人らしい。最後のひとりはまだ出てこない。今回は、ある著名な映画監督が本格的なホラー映画を撮影するために作ったスローター(大虐殺)と呼ばれる町で事件が起こる。

二人の前に、またもや姿を現す魔将ロード・ロス。単なる幻影かと思いきや、魔将はこの世界に侵入してきていた。力の強い悪魔は魔界と現世が繋がっても回廊が大きくならないと通過できないという設定なのに、ロード・ロスだけが自由に行き来している理由は不明。

リアルなホラー映画を完成させるべく撮影が開始されるが、残虐シーンは本当に出演者が悪魔に食われているとしか思えない出来栄え。いや、実際のところ……。前の二作とは比べ物にならないほど数多くの悪魔が襲ってきて、スローターの町で文字通り大虐殺が開始される。
ISBN:4847034651 コミック 塩崎 雄二 ワニブックス 2004/03/25 ¥945
激化する闘士達の争いのなか、成都学園の関羽は、頭首・劉備のため“伏龍”諸葛亮を求めて「桃源院」へと向かう。だが、そこで待ち受けていたのは!? 人気爆発シリーズ最新刊!!?

7巻は読書大好き少女にして、劉備……。関羽はセーラー・マーズだし、張飛までが巫女少女。もう好きにして下さい。とりあえず、ここまで一気買いしていたけど、この後どうするかは微妙。安くなったら続き読むかもしれないけど。

それにしても、主役が孫策だからか、史実通りには動いてないですな。まぁ、史実通りだと主役が途中で死んでしまうので、都合が悪いのだけど。素直に劉備か曹操でやればいいのに、あえて孫策なのがマニアック。

最後の最後で出てくるちびっこ諸葛亮は、男なのか女なのか……。ちょっと気になる。
ISBN:484703452X コミック 塩崎 雄二 ワニブックス 2003/08/23 ¥945
アニメも好評放映中! 爆乳!爆裂!美少女ハイパーバトルの決定版!

寿命が衝きかけた呂布が、単身で曹操へ突撃してくるが、ここで登場した夏候淵がまたしてもアジアン・ビューティ。それなのに、夏候惇が男なのは何故? 目玉を失うシーンがあるからだろうか。呂布に忠誠を尽くす陳宮も何故か女で、命数尽き果てた呂布に殉じる。

アマゾンのキャッチもやる気ないのか、だんだんいい加減で手抜きなコメントになっていきますな(笑)。
ISBN:4847033884 コミック 塩崎 雄二 ワニブックス 2002/11 ¥945
董卓亡き後、抑止力を失った闘士たちが潰し合いをする中、爆乳女子高生闘士・伯符は己の運命を変えるため干吉のいる呉郡高校へと向かった。はたして干吉との壮絶なるバトルの結末は!? ハイパー美少女アクション、美麗の第五巻ついに発売!!?

5巻の表紙は関羽です。何コレ、このセーラー・マーズみたいな女の子関羽は(笑)。関羽って、確か神様になって中国の奥地で祭られてるんだよな。現地の人々がこの関羽を見たら、一体どういう反応を示すんだろ?

孫策は、歴史上の運命を変えるべく、干吉との戦いへと向かう。そして、干吉までが女の子だった……。もう全部女でいいよ。何で曹操とか周瑜は男なんだ? それにしても、ストリート・ファイトで死者出てますが、これは日本政府公認バトルですか?
ISBN:4847034295 コミック 塩崎 雄二 ワニブックス 2002/04 ¥945
大闘士大会一回戦にて苦戦を強いられる公瑾と楽就のもとに呂蒙が参戦!一方、伯符は悩みを振り切り会場へと向かうのだが…。大人気ストリート格闘漫画最新刊登場!!

すっかり読む気が無くなった挙句に本の山で行方不明となってしまった為、長期間放置プレイだったトンデモ三国志。近所の古本屋に行ったら、まだ高額買取リストに入っていたので、慌てて発掘して読む事にした。これ、3巻のコメントしたの何年前だ?

従来の三国志世界は完膚無きまでに徹底して破壊されてしまうカオス仕様。何故か呂布が小娘。なんとなくアスカ・ラングレーのアダルト・バージョンって感じがする。史実通り、董卓は呂布の裏切りにより倒される。しかし、董卓のクセに強いのはどうよ? 光栄の三国志の影響か、ただのデブ親父のイメージがあるからな。呂布よりはいいけど。最強武将の呂布がこんな小娘に転生しているのは、喜ぶべきか悲しむべきか……。

張昭は、齢90歳にして、何故か座敷童子みたいな幼女だし。呂布の反乱で主を失い、曹操へ下るカク(文字無いですよ! 文字化けしますが……)は、眼鏡っ子委員長みたいな女だし(笑)。三国志の英雄を萌えキャラ転生させてストリート・ファイトという設定は、あざとすぎる気がしないでもない。

みぃつけた

2007年6月13日 絵本
ISBN:4104507067 単行本 柴田 ゆう 新潮社 2006/11/29 ¥980
ひとりぼっちで寂しく寝込む幼い一太郎が見つけた「お友だち」は、古いお家に住み着いている小さな小さな小鬼たち。ちゃんと仲良くなれるかな。しゃばけシリーズ番外編。

「しゃばけ」シリーズの番外編にして児童用の絵本。病弱で寝てばかりいる一太郎は遊び相手も出来ず、一人ぼっち。そこへ、天井から小鬼の集団が入ってきて走り回る。若旦那最初の友達となる鳴家(やなり)との出会いを描いた物語。絵もまんが日本昔話っぽくて良いですな。
ISBN:4048737139 単行本 川端 裕人 角川書店 2006/09 ¥1,470
ぼくの子どもがはじめて触れる死。それは、母親の死かもしれない。アスカとミライのふたりの子と暮らすぼく。子どもたちの母親である妻は、癌が再発し入院している。この世界に生と死があることを、子どもたちに伝えなければならない。ぼくたちを取り巻く、生きものを通して。

癌が再発して入院中の妻。幼い子供二人を抱えて日々を過ごす夫。粗筋だけ聞けば単なる病気物に思えるが、ちょっと違う。宇宙の変遷や生物の進化から、親子で生と死を考える父とミライ。幼すぎて訳もわからず踊っているだけのアスカはともかく、このミライというお子様がとてもお子様とは思えぬ知識量で……。会話文が生き生きとしており、躍動感溢れているのが良い。とても魅力的なお子様だ。

この家族の行く先に何が待っているのかは描かれていない。母親が助かるのか、いなくなってしまうのかも判らない。全体通して病気が絡んでくるのだが、某セカチューのように安易な設定ではないので不快感は覚えない。
ISBN:4150112959 文庫 矢口 悟 早川書房 1999/12 ¥672
キャスカ星系から帰還したハリントンは愕然とした。別命を受けグレイソンを離れていた留守中に、ヘイヴン航宙軍と手を組んだマサダ艦隊の攻撃があったのだ。ただ一隻残留していた駆逐艦〈マドリガル〉の活躍で、からくも敵艦隊を撃退できたものの、グレイソン航宙軍は壊滅状態、しかもクールヴォジエ提督は戦死していた!提督の遺志をつぎ、グレイソン防衛の決意を固めたハリントンの前に、マサダ航宙軍の大軍が。

ハリントンが輸送船団を護衛している間にマサダ側から攻撃が開始され、現地に残されていた駆逐艦マドリガルはグレイソン宙軍とともに防衛にあたるが、敵側にいた新型艦からの長距離ミサイル攻撃でやられてしまう。秘匿されていた兵器は、ヘイヴンのものであったのだ。

背信者を根絶しようと画策する狂信者軍団が迫る中、帰還したハリントンは護国卿と共にテロリストに急襲され、奮戦して撃退するも負傷。生き残ったテロリストにより、星系内部に敵基地が存在する事が明らかとなり、重症のまま軍を率いるハリントンだが、基地を制圧するも、軽巡洋艦アポロが大破してしまう。基地に残されていた資料により、敵側に残された大型艦が巡洋艦ではなく、巡洋戦艦である事を知ったハリントン。グレイソンを根絶やしにしようと接近する巡洋戦艦サンダー・オブ・ゴッドに無謀とも言える戦いを挑まねばならなくなる。
ISBN:4150112940 文庫 矢口 悟 早川書房 1999/12 ¥672
バシリスクでの戦闘から二年半後、マンティコア王国とヘイヴン人民共和国との間にあり、重要な位置をしめる惑星グレイソンと同盟を締結すべく、マンティコアはクールヴォジエ提督を代表とする使節団を派遣した。巡洋艦、駆逐艦あわせて四隻の護衛戦隊の旗艦は、最新鋭の重巡洋艦〈フィアレス〉。艦長は、めでたく上級宙佐に昇進したオナー・ハリントンであった。だがすでにグレイソンには、ヘイヴン航宙軍の怖るべき魔手が。

前作から数年後。再び食指を伸ばしてきたヘイヴン人民共和国の魔の手に対抗すべく、ハリントン上級宙佐は艦隊司令官としてグレイソンへと向かう。ここははるか昔、科学技術を捨て去るために、科学技術に頼って移民した人々の末裔が暮らす、厳しい星系であった。宗教に絡め取られ、男尊女卑による閉鎖社会。そして、数世紀もの間、人類文明圏外で忘れ去られていたために、技術水準も諸国と比べて大きく遅れているのだ。

すっかり忘れ去られていたグレイソンは、今やヘイヴンがマンティコア王国を攻略するために重要拠点でもあり、逆に言えば、マンティコア側にとっても、自国を防衛するための拠点となっていた。

グレイソンから反乱を起こして独立した原理主義者グループが支配するマサダ側にヘイヴンが技術供与を行い、戦端が開かれるのだが……。
 
前作も、無能な女医が出てきたけど、今回もまた、無能な外交官が暴れまわります。こういう典型的な馬鹿は、キャラとしてはわかりやすいけど、二元的すぎるのではないでしょうか。有能な人材と馬鹿の隔たりが大きすぎるような気が(笑)。

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